そろそろ毛布をしまおうかと思って数日前にカバーをはずした。中から出てきた毛布を見て唖然とした。擦り切れていると言おうか、裂けているのだ。
この毛布は純毛だ。今の毛布はほとんどアクリルなのでガーゼのカバーに入れると寄ってしまうのでカバーはつけない。だが、この純毛の毛布はおとなしくガーゼのカバーの中に納まっていてくれる。
使い出して何年になるんだろうと考えたら・・・結婚したときからずっと使っていたことに気づいた。だから28年になるのだ。
この毛布は独身時代に親が叔母からもらったものだ。何かのお返しだったと思う。それを私がもらって結婚してから使っていたのだ。
それは銀座三越デパートのオリジナルの製品だ。多分高級品なのだろう。薄いピンクの軽い毛布だが、とても温かかった。カバーのガーゼの肌触りも好きだ。
さて、ガーゼのカバーを洗ったものの、その毛布はどうしようかと考えた。
28年も使ったんだから寿命だろう。よく持ってくれたものだ。
秋になったら新しい毛布を買おうか。だが、そうなるとアクリルの毛布になっちゃうだろうな。
6月になって片付けるつもりの毛布だったが、梅雨寒の日が続いている。やっぱりもうしばらくはこの毛布のお世話になろう。
ガーゼのカバーに入れれば少々裂けていたって関係なあ〜〜〜い!!!
いっそもっとボロボロになるまでお世話になろうかなあ〜〜〜
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