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2012年04月19日21:59

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色川新聞舗

色川の新聞配達、私が来た頃は郵便屋さんが届けてくれていた。
だから、配達のない日曜日や祝日は配達されず、翌日に二日分配達された。
それが数年前から普通に配達されるようになった。
ところがまた郵便で来るようになった。
なかなかこの色川の配達は大変なようだ。

そこで4月から色川青年会のメンバーで配達することになった。
会長は30代のT君。
事務会計は30代のHちゃん。
配達が20代のFちゃん、Y君、40代のKさん、そして、何故かそのメンバーの中に我々も入った。
初めは相方が入ったが、マニュアルの軽トラの運転に難があるので、結局運転するのは私で、配るのが相方という二人体制にした。

朝一番の6時40分発の集落奥地の篭バス停に役場から町営バスが上がってくる。
バスは6時半には着くので、それに合わせて家を6時15分に出る。
バスには朝刊が子供料金で乗ってくる。
新聞は、朝日、読売、毎日、産経、日経、それに農業新聞だ。
まずは、各新聞毎にまとまっているのを、配達順に並べ変える。
配達が始まるのは、6時50分頃だ。

一番奥の坂足地区に住んでいるSさんは一人暮らしの80歳近いおばあさんだ。
新聞を届けると必ず玄関から出てくる。
新聞が楽しみというよりも配達されることが楽しみなのかも知れない。

配達は55軒だ。
都会で55軒といったら、マンション一戸分かもしれない。
数分で終わるだろう。
だがここでは違う。
1軒のためだけに狭いくねくね道を行かなければいけない家が何軒もある。

最後の配達先には、私なら8時50分頃に着く。
まあ、若い人はもっと早いだろうが・・・
そして、家に戻ると9時10分頃だ。
配達だけで2時間、家を出てから戻るまでで3時間かかることになる。

一応販売店からお金は出る。
だが、人のいいT君、販売店も大変だと聞いて、格安で引き受けてしまった。
なので、我々はアルバイトというよりはボランティアだ。

段々日が長くなってきた今の季節は気持ちよい朝のドライブ感覚だ。
配達を喜んでくれる人とのちょっとした会話も楽しい。
だが、冬になったら・・・
もっと若い配達員が増えて、我々が引退できたらいいなあなんて思っちゃうんですがね〜〜〜

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