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2012年02月29日06:44

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放射能関係落ち穂

 20日日経・朝日・読売各夕刊。福島の3町村(浪江町・川俣町・飯舘村)の一般人9750人の原発事故後4ヶ月の推定外部被曝量が公表された。20mSv以上は2人いていずれも女性。最大23mSv。20際未満の最大は18.1mSvの男性。
   20mSv超       2人
   10mSv≦ <20mSv 71人
   1mSv≦ <10mSv 41.4%
        <1mSv 57.8%

 痛ましい。10mSv以上の被曝をしたヒト、何割かは政治がまともに機能していれば防げたハズ。なお、作業員の最大被曝線量は 47.2mSv だったそう。頭が下がります。




 22日読売・東京。東電は、福島第一原発付近の海底に積もった放射性物質の拡散を防ぐため、粘土とセメントを混ぜた固化剤を大量投入する作業を22日から開始する。

 正しいけど、遅すぎる措置。




 24日夕刊各紙。食品中の放射性物質の新基準、正式に決定。

 以前も書いたけど、大人にとっては厳し過ぎる基準。でも、若い女性はいつ妊婦になるか分からないし、思春期男子はメチャクチャな量を食べるし。そう言った人たちも食材を分けるわけにはいかないこと。また、検査は抜き取り検査で全量検査ではないから、時々基準値以上の食材が市場に出回る可能性があること。などなどを考えると、この基準はほぼ妥当だと思う。

 私みたいな、子を作らない世代は、もっと放射能を含んだものを食べても良いなぁ。そういうものも、通販などで別途流通させるべきでは?値段は普通、特に割り引かずに(割り引くと、外食産業などに出回る恐れがあるから)。




 23日発売の週刊文春。福島から昨年6月に北海道まで自主避難した家族で、甲状腺に結節が現れた人が出た。5mm以上の結節で見て、7歳女児(その2歳の妹には2mmの結節)、4歳男児、他19歳以上の9人、併せて11人。ガンの疑い?原発事故の影響だとすると早すぎるし、血液検査では良性とされたが、当然当事者は不安。

 丁寧な継続観察が望まれるけど、福島では受診出来ないらしい...

 翌日。上記週刊文春の記事、誤報や歪曲が多い、と取材された内科医が警告を出している。医師は、検査取り組みの遅れを言いたかっただけらしー。
   http://news.livedoor.com/article/detail/6309634/
その後、文春側が反論。内科医が証言を翻した可能性も。真相は今(25日19:30)時点では不明。




 25日読売。東大による福島での調査では。放射性セシウムは、雑草や稲藁・落ち葉などの有機物を経由し、稲の根に吸収された可能性が高いとか。今年は、そのセシウムは田の粘土に吸着され、米に移行する割合は減る、と予想されるらしい。

 この結果が正しければ、昨年産米で新基準ギリギリだった田でも、今年は作付けする価値があるかも。




 25日各紙。福島第一原発、飛行禁止エリアを20km圏から3km圏に縮小。また、環境省の調査によれば、福島第一原発付近では双葉町で最大470mSv/年の線量があるとか。




 26日日刊スポーツ。福島大、志願者が14%増。県外からの受験生が減り、それを見越した県内の受験生が少し背伸びをして福島大を目指したのか、と分析。なるほど。




 27日各紙。汚染土の中間処理施設についての会合、双葉郡の3町長(双葉町、浪江町、広野町)欠席で中止。結論を押し付けられることを恐れてか。むー痛ましいけど、でも、現実から目をそらしてはるよね、町長さん達。
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