mixiユーザー(id:7076225)

2012年02月09日23:35

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ウィキッド

マイミクののあまおさんと成分献血に行った日のもうひとつの目的、というか本題はこの「ウィキッド」。
劇団四季のミュージカル「ウィキッド」を見てきたのですよー!


これは面白いです!!!オススメですよ!


「オズの魔法使い」の原作の童話ではなく映画をベースにした前日譚からはじまりオズの魔法使いの物語を別の角度から見たストーリー。
原作者はオズの魔法使いの人でなく、映画の後に作られていますから、今風に言ってみればオズの魔法使いの二次創作と言ったところです。

ちょっとでも話の内容に触れるとネタバレになってしまいそうなので、ネタバレなしで感想を書くのは非常に困難です。


事前に映画の「オズの魔法使い」を見てるとより楽しめるよ、と言われてたのですがそんな暇のない私。
なので成分献血をやりながら映画版を見て予習しました。
前回の献血日記で見てたのがコレw

が、ドロシーが仲間を集めてエメラルドの都に着いたところで時間切れになってしまったので残念!


オズの魔法使いは、魔法の国に来てしまったドロシーがかかし、ブリキのきこり、ライオンなどの仲間を得て、元の世界に帰るためにオズの魔法使いに会いに行きます。でオズの魔法使いから元の世界に戻す代わりに依頼され、悪い西の魔女をやっつける物語。って書くと西洋版の桃太郎みたいな感じですね。
でもその後にもうひと波乱あって、オズの魔法使いは実は魔法使いでもなんでもない、ドロシーと同じく魔法の国に紛れこんでしまった人間でした。気球で一緒に帰ろうとしますが失敗し、ドロシーは善い魔女の協力を得て元の世界に帰りました、って話です。


これが前日譚から始まりまして、善と悪が、見る角度によってはどちらにも転びうるというような深いお話が展開されるわけです。
悪い西の魔女が実は……とか、良い魔女との関係とか。
全然違う角度から見ているために最初は繋がらなかったオズの魔法使いの物語と、伏線が途中から次々とリンクしていく様は見事です。
しかも単なる辻褄合わせに終わらないところが素晴らしい。
まあ正確に辻褄をつきつめていくと、各所にん?と思ってしまうところはあるので、逆に原典はうろ覚え程度の知識で見るのが一番楽しめるかもしれません。
でもそんなことは吹き飛ばしてしまうほどの勢いで引き込まれてしまいました。

このミュージカルもお気に入り作品のひとつになりましたですよ。

のあまおさん、誘っていただきありがとう!



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