日曜日（2月5日）は、小松崎健さんのジャック昼下がりライブに行きました。
先週のRINKAでしばらくぶりにジャックに行ったかと思うと今度は2週続けて。
健さんから新年の御挨拶をいただき、そういえばそうだったかという感じ。12月からお会いしていなかったかもしれません。
事前に情報のあった曲目と予定が一部変更になっていたようですが、ダルシマーでの「静かな悲しみ」を聴いてみたいと思っていたのでちょうどよかったです。
香聡庵のケーキセットを楽しみつつ、ゆるりとした雰囲気の中の昼間のライブもよいものでした。15時からだと帰宅してからでも雑事を片付ける時間が持てました。
ここからは2011年12月4日日曜日JJF2011感謝祭当日の行動を書いていきます。
昼間に何をするかについては、押上文庫で13時半から梅田千晶さんがお出になる演奏があるという情報に接していたので、行ってみようかとも思っていました。
10月の時は名乗れずじまいでしたし、梅田さんのハープをもっと聴いてみたいところでもあります（もっともこの日はピアノなども披露されるとのことだったようです。）。
押上辺りからはスカイツリーがよく見えるのではないかと思われましたし、押上駅は千葉駅同様、改札を通ってみたい駅でもありました。
また在勤当時の話題になりますが、都内へは総武快速から錦糸町で半蔵門線に乗り換えて通勤していました。通勤時間は片道80〜90分程度であったかと思います。
JRは行きも帰りも座れることはまれでした（出勤の際、目の前に座っていた人が途中で降車するなどの幸運で座れてしまった時は、錦糸町で降りてしまうのが惜しくて東京駅まで行ってから丸ノ内線に乗り換えて国会議事堂前で下車したこともあります。年に数えるほどでしたが。）。
これに対し、半蔵門線では帰りは遅い時間だと座れることも多かったと思います。しかし、座っていると疲れていてうとうとした時、あるいは読書に集中しすぎた時など錦糸町で降りそこねてしまって、押上で慌てて降りて引き返したことが何度かありました。
そのまま乗っていると曳舟、北千住を経て東武伊勢崎線に直通してしまう便が多く、遠く東武動物公園だの久喜だの南栗橋だのまで連れ去られてしまう危険もあったのですが、不思議と押上までで我に返りました。それで押上もホームに降り立ったことはあるけれども改札を通ったことはない駅となっていたのです。
出発前1週間を切ってから他の情報も入ってきました。
ひとつは有楽町MUJIでの音楽の冬至祭に3日のJJFに続き4日はDrakskipの皆さんがお出になるということ。時間は同じ14時15分からと15時15分から（夜は感謝祭にもお出になることになっていました。）。
もうひとつは千駄木の檸檬の実というお店の2階でg-celtゆかりのmiontasなるユニットのライブがあるということ。これはフィドル沼下さんのツィッターでのお知らせをJJFメンバーのどなたかがリツィートされているのをたまたま見たのだったと思います。「John John Festivalは素敵な先輩方のバンド。この日はお昼にmiontasと遊んで、夜は一緒にJohn John Festivalに会いに行きましょう。決まりです。」などとそれこそ素敵なツィートをされているのを見ることができました。
1年ほど前には古書ほうろうで拝見し、先日はNHK番組「テストの花道」に映っているのに気が付いたフィドル沼下さんが3年生バンドのmiontasでも活動中で、丸山さんもそのメンバーあるなどといったお話を折しも中原さんから教わったばかりのタイミングでした。
それに、押上文庫と有楽町のDrakskipとの両立は難しいと思われましたが、miontasの場合は13時からの回を拝見した後とって返せば少なくともDrakskipの2回目には間に合うものと思われました。
それで千駄木を選択し、結果的にはmiontasはこの日の4人での演奏は最後の機会だった由で行ってよかったのですが、梅田さんともまたいつか生梅などで機会があればと思います。押上方面に行く機会も。
渋谷から半蔵門線に乗り込み、当初予定の押上までは行かず、大手町で千代田線に乗り換えて千駄木に向かうことにしました。休日に都内に出るときなど、大手町で丸ノ内線に乗り換えるのか千代田線に乗り換えるのかで先頭車両に乗るか最後尾に乗るか工夫していたことを思い出しました。
初めてのお店に行くに当たり、余裕を持って到着した方がよかろうかと最初はまっすぐ行くつもりだったのですが、東京を離れてから神保町を通過するのは久し振りだったので、手早く回れば間に合う時間と思い、発作的に下車してディスクユニオン、書泉グランデや三省堂、東京堂などに寄ってしまいました。
驚いたのは書泉グランデ。あれほどのスペースを占めていた社会科学系の専門書を全く置かなくなってしまっていました。見るとその旨の貼り紙もありました。確認しなかったですが人文科学系もだったかもしれません。
品揃えが良かった書泉グランデでは就職直後に短期間文京区民だった頃から数々の専門書籍類を購入しました。有斐閣が近くにあるのと関係あるのかないのか、入荷も早かったと思います。
もともと定評のあった鉄道関係など、代わりに充実させたと思われるスペースもありましたが、何もかも順調であればこういった試みはしないのではないかとも思われ、よくない兆しでなければよいがと感じてしまいました。全体に小綺麗になっていましたが、天井近くの棚まで書籍を並べた雑然とした感じも魅力のうちだったと思うのです。地下の売場などでは近くの書泉ブックマートとジャンルが重複しないようにする方向の整理も行われていたようでした。
札幌でも近年老舗の地場書店などで似たようなことが起きています。札駅界隈は駐輪に苦労するので、書籍類は大通界隈で見て回ることが多いのですが、よく行っている書店で文具売場のスペースができた代わり、社会科学系の専門書籍類が半減して中でも私が買うようなジャンルのものは殆ど置かれなくなってしまいました。
ここならよく来るし値の張る専門書も買うので貯まりも早かろうとポイントカードの会員になっていたのですが、そんなわけで詳しめの本は大通界隈ならばジュンク堂辺りに行き、ここでは一般の文芸書や文庫、新書や雑誌類などはなるべくここで買おうかという程度のことになってしまいました。
収益改善に結びついたのならばいいのですが、私のようなタイプで離れてしまったお客はないか心配になるところです。
三省堂や東京堂の雰囲気はそんなに変わっていなかったと思います。古書店では厳松堂のあった場所が違うお店になってしまったようでした。
一抹の寂しさのようなものも感じつつ、すずらん通りから再び地下鉄に乗り込み千駄木を目指します（続く？）。
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