2011年12月3日土曜日に千葉方面に行ったお話の続きです。
前回2006年のことに触れましたが、当時の住まいの最寄駅から近い繁華街といえば、総武快速の次の停車駅、上りの津田沼か、下りの千葉かというところだったと思います。距離的には千葉の方が近かったのでしょうが、このどちらで買い物などをしたかというと津田沼ばかりでした。仕事帰りに通る駅でしたし、遅い時間まで開いている店も多かったのです。
平日ばかりでなく休日もそうでした。通勤定期で出費なく行けたということもありますが、実際買い物をするにも津田沼の方が便利だった気がします。
近場の移動手段は専ら自転車という私ですが、首都圏生活時代は平日はまず乗る機会がなく、そのうち専ら休日に都内に出る時に住居と駅の往復に使うくらいという状態になりました。
でも最初の頃は住まいの周りがどんなところかと走り回ったりすることもありました。
家財搬入、サドル交換の翌日2006年4月5日には免許の住所変更に少し遠い千葉西警察署にも自転車で行きました（運転はできなくても免許は持っているのです。）。千葉都市モノレール穴川駅と同じく、行ったのはその時だけ。
話が飛びますが、私は留守中に配達に来た郵便物を郵便局まで取りに行くことがよくあります。しかし、稲毛区には集配郵便局がなく、集配局は美浜郵便局でした。千葉西署よりも更に遠く、美浜区役所に隣接した京葉線の検見川浜駅の辺り。住居からは何キロも離れていて、日付が変わるころに帰宅するのが常だった平日に取りに行くのはまず無理。24時間自動受付の電話を使って次の土日に再配達を依頼するのが常でした。ライブチケットなどよく美浜郵便局員さんに届けてもらったものです。美浜郵便局まで取りに行ったのは、帰省中に配達に来ていて保管期間が迫っていたのを取りに行った1回だけ。堤防の上のような所を走ったり、サイクリング気分が味わえました。市議選だったか県議選だったかで、稲毛区に集配郵便局をという公約を掲げていた候補者に票を投じたこともあったと思います。
話を戻すと、通勤経路だった津田沼、船橋、市川方面とは異なり、千葉駅方面の市街地に行ったことは3年間でほんの数回でした。最初は東京勤務初めてのゴールデンウィークの時だったと思います。
それまで仕事にも通勤にも慣れなくて、住居には遅く帰って寝るだけ。たまに時間があっても挨拶状なども書かなくてはなりませんし、ひと月ほど荷ほどきもままならずダンボール箱とダンボール箱の隙間に寝るような状態でした（そんな中でも4月のうちから土日などムーンライダーズや杉真理さん、ザバダックと濱田理恵さんのライブには行ったりしています。）。その年のゴールデンウィークは5連休で、最初の3日間をフルに使ってようやく書架や事務机を組み立てては狭いワンルームに配置するなどしました。 だいたい終わった3日目の昼過ぎにひと息ついて自転車にて千葉駅方面に向かってみたのではなかったかと思います。
放医研の近くの坂を登って、西千葉公園を通って、千葉大学の敷地を横に見ながら。千葉大学の正門と西千葉駅の間には小さなブックオフがあって、そこまではその後も本を売るなどでけっこう来ることがありました。西千葉駅前には都会の中にそこだけ細長く木立が残った西千葉稲荷があって、初めて見たときから異空間のような不思議さを感じました。後にS氏のホラー本を見せてもらったところによると、佐倉藩の刑場跡とも噂される何やら神秘のスポットだったようです。
サイクリング気分が味わえる程度の時間はかかりましたが、それほどの苦労はせずに千葉駅付近まで到着。もっと走ると県庁とか県警、更には我々の職場の千葉支店のようなものの場所までたどり着くことができ、自分は本社勤務を命ぜられた筈であるのにこんなに千葉支店に近いところに住まわされているのかと、この時も気が遠くなるような思いがしました。
それまで都内のショップでは見つからなかった上野洋子さんが関わっておられるアニメ絡みのCDをこの時どこかの地下で買った記憶があります。千葉そごうの山野楽器は上の方の階だったような記憶があるので、あれはヨドバシの地下辺りだったのでしょうか。
この時が初めてだった千葉駅の向こうですが、その後は千葉県文化会館でのコンサートに1度行くということがありました（最近豊田さんが尽力された母校の芸術鑑賞会の会場というのはここだったのではないかと睨んでいるのです。O'jizoの皆さんでお出になり、後輩の高校生の皆さんによるダンスなどもあったとか。内藤さんの母校も同じだったでしょうか。）。
JRだと本千葉、千葉都市モノレールだと県庁前が最寄りの会場でした。季節は秋、天気の予報が悪かったので、雨ならJRとモノレールを乗り継いで行ってみようかと思っていたのです。しかし、降ったりやんだりのごく小雨で、結局この時も自転車で往復できてしまいました。帰途、京成千葉中央駅付近のディスクユニオンでムーンライダーズ30周年絡みのはちみつぱいのCDを買った記憶があります。マックのポテト容器の赤い色がセットになって思い出されるので、その前後に買って食べたりしたのでしょうか。
そんなわけでタウンライナー千葉都市モノレールにはついに乗らずじまい。何となく心残りになっていました。その後PASMO・Suicaも使えるようになったということでもありましたし。
そこで、2011年12月3日土曜日、有楽町MUJIでのJJFの皆さんの演奏終了後、東京駅から千葉方面に向かったのでした。
上記のように自転車で何度か訪れた千葉駅付近でしたが、JRでは一度だけ。それも仕事帰りに車中で読んでいた本だったか打っていたメールだったかがもう少しだったので、敢えて某駅で降りずに千葉駅まで行ってホームで折り返しの電車に乗って帰ってきたというそれだけ。その時以来でしたが、今回も千葉駅では総武快速から外房線に乗り換えただけで、改札の外には出ることは将来の課題となりました。
初めての千葉駅よりも向こうでしたが、日が暮れて車窓の風景がわからなかったのは残念です。一駅だけの本千葉で降りて千葉県文化会館の方向に歩きました。本千葉駅のところの高架下にもブックオフがあって、何も購入はしませんでしたが、なかなかいい品揃えでした。そして県庁前からはついに千葉都市モノレールに乗車。千葉都市モノレールはレールに車両がぶら下がる懸垂式ですが、これまた暗くなっていて車窓の風景を見ることができなかったのは残念。いつかまたリベンジの機会があるでしょうか。でも思ったよりゆっくりガタゴトと走行する風情を味わうことができました。
千葉駅でJRに乗り換えて都内の宿に戻ります。降車ではなく乗車ではありますが、初めて千葉駅の改札をくぐりました。ちょうど夕食の時間帯でもあったので、またしても津田沼で下車、津田沼のブックオフにも寄った後、10月にも食べたばかりの九十九ラーメンに寄ってしまいました。どうも一度やると同じ行動を繰り返す傾向があるようです。
遅い時間だったので限定百食のチーズラーメンはなくなっているかと思いきやまだ残っていたのですが、ここはしばらくぶりで当時いつも食べていたみそチャーシューにしてみました。金曜夜の22時とか23時だとチーズラーメンはなくなっていることが殆どだったのです。けっこうボリュームがあったことを再認識させられました。
それからまた総武快速に乗り込み、品川で山手線に乗り換えて大崎の宿に入りました。この時も品川近辺の宿が取れずに次善の選択をしていたのです（月曜は早朝に帰って出勤予定だったので、今回は羽田から離れていない場所である必要がありました。）。
ようやく初日のことを一応書き終えました。翌12月4日は昼間の出来事も書き留めておきたいので、いつ感謝祭にたどり着くやらですが、引き続き努力したいと思います。
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