この土日（1月28日と29日）は久しぶりで連日のライブ鑑賞でした。
28日は札幌の紙ひこうきでのくおくお＆Spangles。くおくおファンとなったS氏と4月、11月に続き今回も一緒でした。
新井さんの弾き語りやサポートの松浦さんがメインで歌う「ココロバンク」などは前回同様の趣向でしたが、更に磨きがかかっていたと思います。野菜350グラムを毎日食べよう旨の新曲も楽しかったですし、吉田さんメインヴォーカル曲もよかったです。
新井さんの弾き語り曲では、お隣の松浦さんに「祈られている」ことを感じつつ乗り切られたとのことでした。
松浦さんメインの「ココロバンク」は、新井さんの曲紹介が適切な導入になったのと、前回買ったCDを少し聴き込んでいたことも役立ってか、前回より心にしみ入ってきた気がしました。皆さんの修練の賜物でもあるのでしょう。3声が重なるサビが美しく、「つなぐ手なくした左手が〜」という歌詞が切ないです。
終演後に感銘をお伝えすべくお声かけしたのですが、よくわからない言い方になってしまいました。松浦さんは今回メイクも衣装もナチュラルでかえってチャーミングに感じられました。
前回吉田エミと本名で名乗っていた新井さんはこの日は新井に戻していました。
Spanglesは今回が実質初ライブとのことでしたが、千恵子さんが経験豊かなこともあり、初々しい中にも完成度の高いステージでした。ピアノの向坂千恵子さんは最初にこのライブのアナウンスがあった時には別人かと思っていたのですが、実は4月にbijouで拝見した常盤千恵子さんと同じ方とのことなのでした。御結婚されたようなのです。
しかし、「別のユニットでも活動していた」などと過去形でおっしゃられ、同じ会場で同じくおくおと共演というのにbijouのことはあまりおっしゃらないのです。触れてはいけない話題なのでしょうか。千恵子さんが書かれる曲と大竹さんのヴァイオリンの組合せは好きだったのですけれども。
S氏は、新井さんは今日は声の調子が良かったのであろうかとか、Spanglesのまゆこさんの歌声が伸びやかであったとか、いっぱしの評を述べていましたが、ライブ鑑賞の経験を重ねて耳ができてきたのでしょうか。もっとも、コンディションもあるのかもしれませんが、これまた皆さんの修練の賜物でもあると思います。
くおくおの次回ライブは未定とのことだったのですが、そうこうしているうちに次回は4月5日木曜日のジャックライブと決まった旨のお話が伝わってきました。次回は生音で松浦さんのサポートはなしでしょうか。歌声もいずれまた聴きたく思います。
29日はRINKAとブライアン・コノリーさんのジャックライブでした。ブライアンさん、もといブライアンは（ファーストネームをさん付けしてほしくないそうなのです）、恵庭在住のアイルランド人男性でアイリッシュフルートを演奏されます。
数年来のセッション仲間とのことなのですが、通しでライブを御一緒されるのはおそらく初めて。いつものRINKAが更に幅広く感じられました。
私も昨年3月琴似ヨーカドーのトライアングル広場で拝見して以来で、まとまった時間聴かせていただくのは初めてでした。その時も聴いた操さんとブライアンさんのゲール語でのデュエットやMist Covered Mountainでしたか、希少な星さんのコーラスも聴けました。
MCの中では3月の純二さんと希花さんのライブのご案内もあり、客席には苫小牧でのライブを主催される方もおみえだったようでした。
ジャックライブにはつきものの打ち上げは翌日の宿直勤務に備えて失礼してしまいましたが、星さんや操さんも一員であるぷうのDVDがあったので購入して帰りました。
地元ライブの関係だけでけっこうな分量になってしまいましたが、ここからは2011年12月3日土曜日の夕方の有楽町、JJFの皆さんとお別れしてからの行動です。
有楽町からではなく、また東京駅まで歩いてから総武快速に乗り込みました。
さて、タウンライナー千葉都市モノレールと私。これを語るには2006年4月まで遡る必要があるようです。
2006年4月は1日、2日が土日でしたから、函館で東京勤務の辞令を受け取ったのは3日の月曜日でした。2日のうちに家財を搬出を終えて駅前のホテルに1泊していたので、職場にはそこから向かいました。空港までは駅からの連絡バスが便利なのですが、住まいの鍵を返却する関係で電車で湯川方面まで行ってから路線バスに乗りました。湯川生協にも寄ったような気がします。
記録を残していなかったので定かではないところもありますが、夕方近くに函館空港を発って、羽田に着いた時には暗くなっていたのではなかったでしょうか。そこから千葉市内に向かったわけですが、快速と各駅停車の違いなどもよくわかっていませんでしたから、山手線から秋葉原で総武線各停に乗り換えて千葉までという過酷な方法を選んでしまったのではなかったかと思います。折しも退勤時間帯、2時間近くもみくちゃになりながら。これをこれから毎日やるのかと思うと気が遠くなった記憶があります。快速に乗っていればもみくちゃはあまり変わらなくても時間は節約できたと思うのですが。
その次からはちゃんと快速に乗ることを覚えたと思います。でも最初の頃はホームの人の少ないところで待っていたらそこはグリーン車の停止位置だったなどということもありました。その最初の頃、一度だけ疲れ切った退勤時にそのまま乗り込んでしまい、グリーンアテンダントなるお姉さんに捕まって運賃より高いぐらいの料金を取られたこともありました。グリーン車はデッキに立っているだけで同じ額を取られるという不条理もあります。
4日に住まいの鍵を受け取る場所は轟町というところで、千葉駅からひと駅お隣の西千葉駅が最寄りでした。そこで3日の夜は千葉駅の近くのホテルを適当に予約してあって、チェックイン前後に書店などがあればと夜の千葉駅周辺を歩いてみたのですが、よくわかりませんでした。北海道にはないコンビニのデイリーヤマザキの看板が目についたのを覚えている気がします。中にも入ったかもしれません。その前後にJR千葉駅付近で千葉都市モノレールの高架が目に入ったような気もします。
しかし、モノレールの高架のことがはっきり印象に残っているのは千葉での住まいに家財を搬入し終えた翌日の夜です。
平均よりは多く乗り回しているためか、ここ何代かの自転車は廃車（？）になるまでにスプリングが折れてしまって1度はサドルを交換しています。
今のは千葉最後の冬に買ったのものですが、その先代を函館から千葉へ持ち込んだ最初の夜、これがやはり折れてしまってお尻の不安定さに耐えつつ自転車屋さんを探して走りました。
駅前にも自転車屋さんはあったので、そこに頼めばよかったのでしょうが、反対方向に走って探しているうちに時間も遅くなってきてどうなることかと思いました。
そうするうち、モノレールの高架が見えてきて、その近くの自転車屋さんで無事にサドル交換を済ませることができました。はっきりと千葉にはモノレールがあるのだなと思ったのはその時だったのではなかったでしょうか。今にして思えばそれは穴川駅かスポーツセンター駅でした。自転車屋さんには高校生風の先客がいたんじゃなかったかということを書いていて唐突に思い出しました（後に稲毛図書館の向かいにセオサイクルも開店し、今のはそこで買いました。）。
ただし、穴川駅付近の高架を見たのは千葉にいるうちその時だけでした。少し手前の穴川町には北海道にもゆかりのびっくりドンキーがあって、そこまでは三連休の中日の夜など自転車で食べに行ったりしていたのですが、それより奥へは以後行かずじまい。更に行けば二本足で立ち上がるレッサーパンダの風太君がいた動物公園なども近かったようなのですが、これも行かずじまいに終わりました。
駅前から県立女子高の前を通って園生町、穴川町へ向かう通りにはこれまた北海道では見ないコンビニのスリーエフが3軒あったのですが、そのうち2軒が私のいた3年間のうちに閉店してしまいました。品揃えは好きでしたし、駅前の1軒は出勤時にここで各種支払を済ませたりして重宝していたものでしたのに。
映画「ジャバラ姉妹」で藤野さんがコンビニでかごにプリンやお酒を入れるシーンがあって、これがスリーエフでのロケだったと知り、身近に感じたりもしていました。
さて、全然2011年12月3日夜の本千葉にたどり着きませんが、長くなってきましたので、ここら辺で続きはまた次回に譲ることにしたいと思います。
しかし、あてがわれた住居は遠いし狭いしと当時はうんざりするような気分もあったのですが、けっこう筆が走るのは、やはり住んでいた街ですから愛着みたいなものも出てきていたということでしょうか。愛憎相半ばといいますか。年月が経って客観視できるようになってきたということもあるかもしれません。平日は忙しい上に通勤時間が加わって、寝て起きての僅かな時間しか過ごさず、休日もそのうち都内のライブ等に出かけるようになって、住所とは名ばかりの滞在時間だったのですが。
以前には某所とか某駅とか書きましたが、今回のを詳しい人が読んだらわかってしまうかもしれんとはたと気づきました。ではまたいずれ（続く？）。
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