1月19日は仕事帰りにJAMUSICAに行きました。しばらく単独ライブが続いていましたが（意味が違う）、しばらくぶりでS氏と一緒。11月のくおくお＆シフォン以来だったでしょうか。
18時に西11丁目の改札で待ち合わせて、地下鉄で西28丁目まで行き、駅直結のつぼ八で腹ごしらえをしてから19時半の開場を見計らってジャムジカへ。4月のアイリッシュナイトや10月のあらさんと林太郎さんの時と同じ行動です。S氏がまだ滝川にいて一人だった頃は夏場なら自転車で行っていたのですが、これが新たな定番になるのかもしれません。
前々回の札幌勤務の時はジャムジカの近所に住んでいて、このつぼ八にも一度入った記憶がありますから、けっこう以前からあるということになります。
ライブの方はロケット姉妹とカポウ＆板谷大デュオでした。ロケットは新春初ライブ。カポウさんはこの日はのこぎりは控えめで、ヴォーカリストとしての味わいが前面に出ていたかと思います。
客席には古川さんがいらしていて、終演後にカポウさんにお声かけされていたのは、アンコールで高瀬麻里子さんゆかりの「さようなら」を歌ってくださったことと関係があるのかなと思いました。
S氏からもカポウさんのヴォーカルを讃える言が聞かれました。ザバダックや蛇腹六姉妹でも小峰公子さんのヴォーカルに感銘を受けたようでしたので、声量豊かな女声ヴォーカルに弱いのかもしれません。
さて、これからは2011年12月3日土曜日のことに触れていきます。
行事がいくつか重なることで東京行きを決めることが多いのですが、今回は日曜日のJJF2011感謝祭だけで行く気になっていて、土曜日に何をするかは最初は決まっていませんでした。10月にもと住んでいた辺りに行ったりして千葉づいていたこともあり、乗ったことのない千葉都市モノレールにでも乗りに行ってみようかと思っていた程度です。この辺りの蘊蓄は機会があればまた後で語りたいと思います。
有楽町の無印良品（正式には無印良品有楽町というのでしょうか。以下有楽町MUJIと表記します。）で12月から行われる「冬至祭 −むすぶ・めぐる・つなぐ−」なる催しを知ったのは出発1週間前を切っていたのではなかったでしょうか。第１部の「むすぶ」はクリスマスまでの3週間ほど。その間の毎週末の土日、音楽の冬至祭と称してJJF、Drakskip、tricolorの皆さんが14時15分からと15時15分からの2回ずつ演奏を繰り広げるとのことだったのです。3日はJJF、4日はDrakskip。これは行かなければなりません。冬至祭自体はATELIER MUJIによる催しのようでしたが、演奏の場は通常営業中のMeal MUJIとのことでした。
東京駅から有楽町、銀座の辺りは近くて遠い感じであまり歩いたことはありませんでした。有楽町や銀座方面は当時の職場からそんなに離れていなかったのですけれども、帰宅する道筋からは少し外れていました。東京駅は都内に出るときや千葉方面に帰宅する際に乗り換えでホームを歩く機会は多かったのですが、改札の外に出ることはそんなになかったと思います。
ですから有楽町の無印良品にも入ったことがなく、tiicolorが登場する日もある関係で中藤さんが「いつもとても人気のあるカフェの一般営業の中での演奏なのでお席がなかなか取りづらいこともあるかと思いますが」などとお書きになっているのを読んでも、どんな感じかあまり想像できませんでしたが、じょんさんはいつも行っている大好きな場所で演奏できて嬉しいとお書きになっていたと思います。
羽田空港到着は12時過ぎ。冬至祭のことを知る前は京急で品川まで行って総武快速・横須賀線に乗り換えてまっすぐ千葉市内にと思っていましたが、先に有楽町MUJIに行くことになったので、モノレールに乗ってみました。
ここしばらく山手線の左側方面に用があることが多く、京急を使うことが続いていたので、モノレールは久しぶりでした。
まっすぐ有楽町MUJIに行くには早いので、東京駅まで行って八重洲ブックセンターをのぞいたりしつつ、ゆっくり歩いて有楽町方向に戻る予定を立てていました。
八重洲改札から出て八重洲ブックセンターへ。何年ぶりだったでしょうか。結果的に何も購入しませんでしたが、独特の品揃えと雰囲気があります。
余裕をもって有楽町MUJIに到着。前もってフロアマップを見て頭に入れておいたので、店内でも迷わずにすみました。Meal MUJIは2階。天井近くは吹き抜けだった気がしますが、フロアをガラス壁で仕切った作りで、なるほど入り口には入店を待つ人が列をなしています。テーブルが空くと店員さんが案内してくれるのですが、好きな場所に座れないのが辛いところ。1人だとカウンターや壁面近くの1人用テーブル、あるいは演者から遠い大テーブルに案内されることが多いようで不利だなあと思っていたところ、壁面近くでかなり角度はついてしまうものの、演者からそれほど遠くない席に案内していただきました。
スウィーツやドリンク類を楽しんでもよいようでしたが、昼食にちょうどよかったので、デリを利用してみました。お値段に応じてご飯と冷たいお総菜類から何点、暖かいお総菜類から何点というようにチョイスできます。
2回の演奏が終了するまで長時間滞在するわけですから、よくかんでゆっくりと味わうようにしました。おいしくいただけたと思います。
途中で私の後ろの1人用テーブルに着いていたお客様が食事を終えて席を立たれたので、そこへサッと移動して若干ですが角度を改善しました。
後方の大テーブル席には見覚えのあるお客様が何人かいらっしゃいました。7月に北海道までいらした客人のうち、10月の蒲田教会、国境の南、11月のお茶の水GAIAでも一緒になった年配の方の方もいらしていて、ツィッター上で私のことを「北海道のあの人も来ている」旨のツィートをされたりもしていたようです。
演者の方々が出入りするルートに近い辺りの席だったので、これからの演奏を控えたJJFの皆さんがいらしたのがガラス越しに垣間見えていました。じょんさんが気付いてくださって、ぎょっとされたというのが正解かもしれませんが驚いたような顔をされたので、目礼するとそのお顔のままで手を振ってくださいました。
2か月近くが経ち、例によって曲目などはかなり記憶が薄れてしまいましたが、覚えているのはまず「Hey、John Joe」。この曲は翌日の感謝祭でも披露されていました。このタイトルはこの時初めて聴いたと思うのですが、北海道ツアー初日に初めて聴いた「鳥の一生」と書物でいうところの読後感が共通するように思うのです。そして「鳥の一生」を聴いた時には「バルト」に共通すると感じたのですが、それぞれ当たっているかどうかはわかりません。激しさを秘めた曲たちです。
最後はSelmaの短縮バージョンでした。45分ほどの演奏でいつもの長さのSelmaに20分近く費やすのは確かに合わないかもしれませんし、御家族連れで茶菓を楽しんだりしている客のカフェのさざめきの中で中盤のあの情念のパートを繰り返すのも少し違うかもしれませんので、その場にちょうどよく合った盛り上がりを招く適切なバージョンだったと思います。
終演後にガラスの向こうに回ると年配の客人と一緒になり、皆さんに御挨拶して明日の感謝祭も出席する旨をお伝えしました（明日も来られるかとのトシさんのお尋ねにお答えしたのだったと思いますが、年配の客人も今日来ていてこれだけで帰るというのはあるまいと御発言されていました。）。
じょんさんは10月の瀬戸さんの時に来られるか定かでないのにチケットを頂戴した時のことをおっしゃり、その時も御一緒だった年配の客人もそうだったと相づちを打っておられました。
年配の客人はSelmaの短縮バージョンのこともお尋ねになり、中村さんは初めてではなく子どもの日の蒲田教会で披露されたことがあったとお答えになっていました。その時はJJFだけではなく御出演の皆さんで演じられたとのことだったと思います。
2011年5月5日昼下がりの蒲田教会。世が世なら行きたかった催しです。JJF、tricolor、生梅、関西からはDrakskipと皆さんが勢揃いして震災への追悼を込めて。
夜は夜でその日帝都では阿佐ヶ谷ヴイオロン蛇腹姉妹ワンマンや4月から延期となったメルパルクホールでのムーンライダーズ35周年記念ライブやなどがあったのでしたが、私は遠く思いをはせながらジャックでカポウさんののこぎりやあらさんソロでの「いちめんのののはな」を聴いていたのでした。
Selmaの短縮バージョンのことなど知りたかったことは年配の客人が聞いてくださいましたし、皆さん明日の感謝祭に向けてまだまだ追い込みの夜なべ作業が待っているとのことでしたので、あまりお時間を頂戴しては申し訳なく、その日はその程度でお別れしました。
JJFの皆さんはそれから前打ち上げと称して3人でお食事をして結束を固められ、その後は各自遅くまで準備にいそしまれたようです。
長くなってきましたので、この日の夜に千葉市内に向かい、本千葉駅界隈を歩いたことや翌日の感謝祭のことなどは、機会があれば別に語ることにしたいと思います（続く？）。
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