週末(1月14日)は銭函Zenny Bar �兇砲△蕕気鵑凌圭媾薀薀ぅ屬鯆阿�に行きました。
遠いイメージがあって小樽方面のライブはあまり行ったことがなかったのですが、考えてみるともっと遠いところにも行ったりしているわけです。銭函への所用時間は小樽市街地までの半分ほどで、会場も駅からすぐ。冬場だとこの日もうひとつの候補だった楽天舎より実は行きやすいのかもしれません。この後のあらさんのライブは平日昼のアミカなので、それには行けないしということもあり、こちらに決めました。
場所柄か、あらさんの御親族や、昨年RAUMAのライブがあってその際「HOウーマン」掲載記事撮影の舞台となった銭函スタイルカフェの店主さんなどがおみえでした。
いつものトラッドやオリジナルの名曲に加え、aasian kukkaで聴いた「いちめんのののはな」や「イホ」、アンコールではRAUMAでのレパートリー「深い海」（オロム・グイ・ダライ）などがソロで聴けて、ユニットの時とはまた違った味わいが興味深かったことでした。最近は生音を聴く機会が多かったのですが、この日は適切なPAが決まっていました。
あらさんの曲は初めての時からそうでしたが、聴くと自然と背筋が伸びて、伸びた背筋にじんとしたものが走る心地がします。
個人的に感慨深かったのは「イホ」です。元来がマリア・カラニエミの曲で、ロケット姉妹ではずっと聴いていますが、初めて聴いたのは、aasian kukka最後の2日間、あらさんのカンテレによる「イホ」だったと思うのです。最初で最後のその時以来だったのではないでしょうか。
ユキさんのアコーディオンで聴いてきた「イホ」を2年半ぶりにカンテレで聴いて、あの日、あの時に聴いた「イホ」はこういう響きだったのかとの思いに包まれていました。
銭函駅前にはすぐ海が迫っています。帰りに防波堤の向こうをのぞいてみたところ、厳寒と夜の闇の中、すぐそこに波頭が激しく砕ける様子がちょっと怖かったです。
その日は銭函に向かう前に、大通の大丸プレイガイドで3月にアミカである城田純二さんと内藤希花さんのライブチケットをS氏の分と買ってありました。裏には通し番号と「小松崎」との割印が。
遅い時間ではありましたが、銭函から線路で1本の琴似で降りてチケットを渡しがてらS氏宅に立ち寄り、結局夜明かししてしまいました。翌朝は地下鉄で帰ったのですが、思い立って地下鉄琴似駅までの通り道にあるアミカに立ち寄ったところ、期待どおりに純二さんと希花さんのチラシを入手することもできました。
さて、ここからは2011年10月24日月曜日です。
この日は仕事を休むことができ、ゆっくり帰ればよかったのですが、飛行機の時間まで特に予定もありません。そこで、前夜じょんさんにもお話しした千葉市某所のもと住んでいた辺りに行って散髪をしてしまいました。
思えば4月のオオフジツボとO'jizoのジョイントの翌日と全く同じ行動です。O'jizoのメンバーに千葉ゆかりの方々がおられるからというわけでもないですが、いずれもちょうどいいタイミングだったのです。しかし、定期を持っていた当時と違って往復の交通費が千円以上かかっていて、考えてみると高い散髪です。
少し手前の津田沼までは何度か行っていたのですが、某駅界隈は4月に訪れた時が千葉を離れて以来2年ぶりでした。
久しぶりの某駅周辺は何も変わっておらず、理髪店でも見覚えのある従業員の方に「いつもありがとうございます」などと言われつつ刈ってもらったのですが、当時は震災の傷跡がまだ深い時期で、某駅はエスカレーターが全台停止しており、照明も落とされて真っ暗でした。もと住んでいた5階建ての共同住宅にも行ってみたところ、エレベーターには急に停電になったら危険だから乗るなという趣旨の貼り紙がしてありました。
その時点では既に計画停電も落ち着いていたので、少し前の貼り紙なのかと思って住んでいた5階の部屋の前までエレベーターで上がってしまったのですが、秋の出張の折、当時やはり千葉から通っていて今は千葉支店のようなところで働く元同僚と久々に再会して聞いたところによると、見送りが多かった計画停電も、千葉市某所近辺ではけっこう何度も実行されたとのことだったのです。貼り紙が頭に甦りました。切実なものだったのかもしれません。
今回は駅の様子もかなり平常に戻っていたと思います。元の住まいまでは行きませんでしたが、某駅前の同じ理髪店で散髪。従業員は4月から少し入れ替わったようでしたが、見覚えのある方がまだ残っていたように思われました。
某駅前の書店、多田屋某店では中公文庫の新刊を買いました。半蔵門の山下書店で10月の新刊が出ているのを見かけて、記念に旅先で買おうと思ったのですが、荷物になるので最終日にするつもりだったのです。
しかし、カバーをお願いしたところ、もともとのカバーを書店のカバーで全面的にくるむように包んで更に折るのはまだいいのですが、格好いいからそのようにしろと教育されているのか、目にもとまらぬ速さでそれをやるものだから、カバーにも本体にも取り返しのつかない折り目が今にもつきそうで心の中で悲鳴が上がりました。
振り返ってみると、私がいた頃の途中からそれをされるようになり、それが嫌で文庫や新書類はここでは買わないか自分でカバーをつけるようになったのではなかったかという気もします。ちょっと忘れてしまっていました。
また某駅界隈に来ることがあるかどうかはわからないけれども、もうここでは文庫は買うまいと。書店のカバーのデザインは当時とは変わっていました。
散髪などを済ませると頃合いもよく、昼食は津田沼まで戻って九十九ラーメンに行きました。毎週金曜日の夜はここで遅い夕食を摂っていたのですが、なくなっていたことの多かった限定百食のチーズラーメンも平日の昼間だと楽々食べることができたのまで4月の時と同じ。
今の住まいのすぐそばにある「てつや」など未だに入ったことがないのに、千キロ近く離れた津田沼の九十九ラーメンは、この2、3年の間にもけっこうな回数食べた気がします。人生そういうものなのでしょう。
津田沼では当時も入ったことがあったネットカフェに一瞬立ち寄り、土曜日のO'jizoライブでいただいたチラシ類の中に案内のあった純二さんと希花さんのアルバムの予約を済ませました。
津田沼から総武快速に乗り、品川で京急に乗り換えて羽田へ。順調に帰宅できたと思います。
ようやく10月の旅の記録が終わりましたが、12月のことがまだ残っています。10月のことが今までかかったことを思うと、12月はいったいいつ完成するのか気が遠くなる気がしますが、ぜひ書き残しておきたいこともありますので、努力したいと思います。
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