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2012年01月01日23:45

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ベートーベン全交響曲(年越し)演奏会

この年末は受験生を抱え、恒例の八ヶ岳にも行けない事もあり、大みそかのベートーベン演奏会へ行ってきました。

この演奏会はその名の通り、1日でベートーベンの交響曲第1番から、第9番までを演奏してしまうというもので、開演から終演まで12時間近くかかる大変な演奏会でした。

私は初めてだったのですが、常連ぽいお客さんや、スポンサーの招待客、指揮者のファン、コンマスのファン、合唱の関係者などがごったがえしていて、ブラボーの掛け声も普段より多かったりで、独特な盛り上がりを見せていました。

コンサート自体は途中、大休止や小休止を挟みながら、交響曲を2曲ずつ演奏して行くプログラムで進められます。私は7番から聴いたのですが、オケや小林さん(指揮者)も疲れを見せず、随分としっかりとした素敵な演奏を聴かせていただきました。(指揮も名手の小林さんですが、オケもN響中心の豪華メンバでした)

最後の9番では、3つの合唱団による迫力ある合唱も加わり、小林節も効いた歓喜にふさわしい演奏で締めくくりとなりました。

多くの悲しみが溢れた1年の終わりに演奏する「歓喜の歌」について、マエストロからの言葉を聞き、ロビーに出ると、すでに楽団員によるカウントダウンが始まっており、年明け直後に、ドナウの演奏がありました。(疲れてボロボロの筈なのに粋な演出です)

これまでの年越しは紅白か山小屋というパターンだったのですが、こういう年末年始も悪くないなとも思いました。機会があれば是非また行きたいです。
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