12月21日には北海道クリスチャンセンター5階チャペルであらさんのクリスマスカンテレコンサート。勤務終了後に地下鉄を乗り継いで札幌駅北口へと急ぎました。
学生時代からよく目にしていた建物ですが、中に入ったのは初めて。あらさんの興の赴くところ、時節柄のクリスマス曲にトナカイの子守歌なども次々と。アイリッシュのwater is wideとサリーガーデンは2曲続けて。カンテレでのwater is wideを聴いたのは初めてだったかもしれません。
翌12月22日はジャックライブに行かれた方々も多かったようですが、私は北30東9のconiferでロケット姉妹のライブ納め。夏場の休日ならゆっくり自転車ででも行くところ、地下鉄でも駅と駅のちょうど中間くらいで雪の中どうしようかと思いましたが、東豊線の元町から歩いて間に合いました。帰りは同じくらいの距離の新道東まで歩いてやはり東豊線。イオンや蔦屋、旧フードセンターの辺りなどしばらくぶりでした。
coniferは11月に出たロケット初アルバムのジャケット撮影にも使われた場所で、さりげなく凝ったアイテムの数々が楽しかったです。プー横町ゆかりの御夫婦が始められたお店とのことで、そのためか川端さんも姿をお見せになっていました。
こちらもこの季節にしか聴けないと思われるクリスマス曲があり、私にも今年のライブ納めとなりました。
さて、旅の記録の方はまだまだ10月です。新宿住友ビルの平和祈念展示資料館では、梅田さんに名乗る時間こそありませんでしたが、当初の心積もりよりも遅く、出発は15時をかなり回っていたと思います。
住友ビルに一番近い駅は大江戸線の都庁前です。再び浅草に向かうに当たっては、同じ都営線ということで蔵前で浅草線に乗り換えてみたのですが、蔵前はいったん地上に出てややしばらく歩く改札外乗換えですし、都営線浅草駅は銀座線浅草駅よりもうるおい広場のかなり手前で、更に時間がかかってしまいました。上野御徒町から上野広小路まで歩いて乗り換えたりするのとどちらが早かったのでしょう。
アサヒアートスクエアと墨田区役所の狭間、うるおい広場に数時間ぶりで戻った時にはもう16時に近かったと思います。JJFの皆さんは折しも演奏の真っ最中。最後の曲と思われるSelma セットのそれもクライマックスのチューンでした。左端で大阪のクラリネット奏者瀬戸信行さんがあのテンポの速いチューンに合わせて力強くリードを鳴らしています。Selmaのクライマックスに管楽器が加わった魅力的な姿は、夏に北海道で見た山崎さんのサックスとの共演を思い起こさせました。
その日の夜に渋谷の「国境の南」というお店で共演されることはかねてから話がありましたが、昼間のMISTの催しでも御一緒されることは割と直前に決まったことだった筈です。殆どその場で合わせるようなものではなかったかと思われるのに、息の合った姿に聴き入ってしまいました。
じょんさんは例によって素足になられていたのでしょう。正確な記憶は薄れてしまいましたが、年配の男性客がCDを買う時にだったか、「これでいい靴を買う足しにでもしてね」みたいな声がかかったことをうっすらと覚えています。
私の見ていない時間帯ではトンデ空静との共演なども繰り広げられていたのでしょうか。残念ながらアンコール曲はなく、二度訪れた浅草で鑑賞できたのはこれだけとなりました。会場では引き続き舞踏系のパフォーマンスが繰り広げられていましたが、しばらくして後ろにこうべをめぐらすと、JJFの皆さんがテーブルにCDを置いて売っている場所におられるのが目に入りました。
近寄ってみると、尺八奏者神永大輔さんとのゲーム音楽CDも置いてあります。これは春に神永さんの故郷でもある福島県のいわきを訪れるに当たって作られたものではなかったでしょうか。いわきに行かれたのは震災翌月の4月。避難所などでも演奏されたそうです。
予期せぬ震災で急遽チャリティーCDとしていわき以外でも販売されたといいますが、北海道ツアー等には御持参されなかったようで、私にはそれまで機会がなかったのでした。
これまだ持ってなかったんですとじょんさんに代金をお渡しして早速購入した直後、傍らのトシさんからもそれまだ持ってないんじゃないかいと声がかかりました。たった今買いました旨お答えすると目が早いなどと言われてしまいましたが、トシさんこそよく把握されていると思いました。
中村さんにはお願いがありますと告げて『窓からスカイツリーが見える』というAKBと篠山紀信のコラボDVDを取り出しました。中村さんのブログによるとギターで参加されている由で、以前に若い客人がツィッターで中村さんにサインをいただいた旨書いているのを見て私もお願いしようと思っていたのです。外装を見る限り中村さんのお名前は出ておらず、なぜAKBのDVDなんぞを買ったのかわかるようにと。
どこで買ったかとのお尋ねに札幌のタワーレコードでとお答えし、売ってるんですねとのお言葉に、道産子の中村さんには通じるかなと思って、でも玉光堂とかには置いてなかったですと付け加えたのですが、ニュアンスをわかっていただけたでしょうか。
中村さんは隅田川の方に目をやってちょうどこの辺りの風景じゃないですかねとおっしゃり、中のライナーノーツにはコーラスで権頭さんのお名前がクレジットされていることを教えてくださいました。この時教わらなければ気がつくのがかなり遅れただろうと思います。
皆さんは撤収に向けての行動を開始されたようでしたので、私も再び浅草を後にしました。
時刻は16時をかなり回っていましたが、渋谷「国境の南」の開場までは２時間以上あったと思います。後に聞いたところでは、JJFの皆さんは隣接するアサヒアートスクエアで上演中だった瀬戸さん激賞のパントマイム音楽劇？CAVA'S「BARBAR」を鑑賞されてから渋谷に向かわれたとのことでした（国境の南では瀬戸さんがお客の一人一人にフライヤーを配ってお薦めくださり、私もいただいたのですが、トシさんが「この人は北海道だから」と行けないことを口添えしてくださいました。）。
この日岩本町のEggman tokyo eastではmiontas、きゃめる、ROSSA、トゥクトゥクスキップの4組がお出になるライブもありました。その時点ではmiontasの正体ははっきりわかってはいなかったものの、きゃめるがg-celtゆかりのユニットだということは認識していましたから、日程を決める時には一瞬これにも行こうかという気持ちがかすめたのですが、時間帯からいって渋谷のJJF＆瀬戸さんと虻蜂取らずになってしまうと思って断念していました。
帝都東京、ゆっくり移動して、大型書店を眺めるなりしていれば時間が余ることはないのですが、ここで欲が出ました。
この日、mipは12時代々木公園、17時25分横浜地裁前、そして19時半から横浜Green Sheepと1日にして3度にわたりライブパフォーマンスを繰り広げる日だったのです。
12時のと19時半のとはザバダックやJJF&瀬戸さんと重なっていたため断念していましたが、横浜地裁前はひょっとして間に合うかもしれないと。
前日の蒲田教会でmipの新作に長尾さんと田嶋さんからサインをいただいていました。あとは大渕さんですが、昨秋北海道にいらして以来お会いしておらず、次の機会が果たしていつになるかわかりません。
代々木公園や横浜地裁前での演奏は、それぞれ様々なアーティストが関わる地域の催しの一環としての御出演のようでした。スケジュールは横浜地裁前は17時25分から17時45分まで。浅草を発つ時点で16時をかなり回っていたと思いますから、開演にはもう間に合わず、終演までに何とか辿り着ければというところでした。
会場は我々の職場の横浜支店のようなものもある辺りです。かつて北24条に下宿していた学友が就職した神奈川県庁も近くにあります。社会に出て間もない研修生時代の試験休み、ここが神奈川県庁かと中に入ってみたところ、偶然その学友と行き会って缶コーヒーをふるまってくれた思い出も甦ります。
彼は1浪1留したりしていて学生時代はずいぶん大人に感じられました。私の友人には珍しく柔道部所属の体育会系で、普段はそうは感じさせずに接してくれていましたが、神奈川の実家に戻るということで、要らなくなった什器類を譲ってくれるのに柔道部後輩の車で来た時の先輩としての振る舞いに、ふだん見なかった姿を見た気がしました。
そんな思い出もあって思い切って行くことにしました。停車駅が少ない東海道線が最速であろうかと上野でＪＲに乗り換え。千葉に住んでいた身には横須賀線にはなじみがありますが、東海道線は平日に職場から川崎クラブチッタに行った時に乗ったことがあるくらい。横浜からはJRで関内駅から歩くより速いと思い、神奈川県庁を訪れた頃にはなかったみなとみらい線に乗り換えて日本大通りで降りました。
日本大通りからすぐの横浜地裁に辿り着いた時にはちょうど17時45分くらい。横浜地裁エントランス前にてmipの皆さんが、浅草のJJFと同様、またしても最後の1曲の演奏中でした。それでも久しぶりにお揃いのところを拝見でき、mipの魅力の一端を感じることができたように思います。
終演後はmipの新作『Tune up』の売れ行きが好調で、サインを求めるお客も多かったです。私も並んでいると、長尾さんが「俺らは昨日書いたから」と大渕さんに口添えしてくださいました。
何度か拝見していたとはいえ、きちんと御挨拶したのは昨秋の「のや」での1回だけで1年ぐらい経つのに覚えてくださっていたようで、「また北海道にもいらしてください」、「北海道は寒かった」、「いらしたのが11月でしたもんね」といったやりとりをすることができました。
この後も御一緒できればいいんですが都内に戻らなければならないので…と申し上げたところ、ああ、John*ちゃんのに行くのねみたいな御反応でした。うぬぬ見透かされている…。
また、『Tune up』の中ジャケットにはお三方の顔写真が並んでいる箇所があり、今回皆さんはそこにサインしてくださったのですが、長尾さんと田嶋さんはお顔の上は避けて署名してくださったのに対し、後で見ると、大渕さんは御自分のお顔の上に黒々と署名されていて、陽が落ちた後で手元が暗かったせいもあるかもしれませんが、何となく大渕さんらしいと思いました。
実は『Tune up』は、発売日に店頭に見当たらなかったためネット通販に申し込み、なおかつそれが届く前にタワーレコード札幌ピヴォ店に並んでいるのと遭遇し、もったいないのでそれも買って…ということで2枚持っているのです。
皆さんのサイン入りも貴重ですが、大淵さんのお顔が隠れてしまったので、S氏にでも進呈しようかと思っていたもう1枚の方も手放さずに持っていることにしようと思いました。
さて、今度は渋谷を目指すのにそんなに時間のゆとりがあるわけではありません。
殆どとんぼ返りになってしまいましたが、mipのお三方に御挨拶した後は、ここから渋谷に行くならこのルートだろうとばかり、再び日本大通り駅からみなとみらい線に乗り込みました。そのまま乗っていると横浜駅から先は直通で東急東横線と変わります（続く？）。
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