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2011年12月23日18:37

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シェプキンの「新ゴルトベルク宣言」

昨日は楽しみにしていたセルゲイ・シェプキンさんのゴルドベルクでした。

シェプキンさんの演奏には毎回新しい発見があります。

今回も期待を裏切らない名演でした。昨夜の演奏で特に感じたのは「間の使い方」演奏には関係なさそうですが、実はそれが装飾音やテンポの変化、原型をとどめない変奏で、少しだけ迷ってしまった私の心を(一瞬+αの間で)鎮める時間を与えてくれ、より深い理解に導いてくれたのでした。

それに、以前のゴルド・・・より、キラキラした力みのようなものが消えて
より自然に自分の世界を創り出しているようにも感じました。

それともう1つ。ブラームスも思いがけず良かったです。こちらは端正な演奏。シェプキンさんの作曲家への畏敬の念のようなものも感じられました。

こちらはCDを持っていないので、さっそく取り寄せたいと思っています。


それにしても演奏後の観客の熱狂的な拍手とスタンディングは、回を重ねてよりコアなファンが確実に増えているのだなあ、とも感じました。今回は(睡眠しているお客さんを除き)聴衆の集中力もなかなかのものでした。

終演後は昨年のコンサート日記でコメント交換させていただた方と短い時間でしたが一杯やりながら色々なお話をさせていただき、より有意義で楽しいコンサートとなりました。ありがとうございました。。


ブラームス 6つの小品 Op.118
1.間奏曲 イ短調
2.間奏曲 イ長調
3.バラード ト短調
4.間奏曲 ヘ短調
5.ロマンス ヘ長調
6.間奏曲 変ホ短調

バッハ ゴルトベルク変奏曲 BWV988

於:すみだトリフォニーホール

お客さんの入り・・5、6割くらいでしょうか。


※写真はNTV(汐留)前のツリー(12/22)




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