mixiユーザー(id:654788)

2011年06月20日10:25

63 view

坂本龍一INバルセロナ Tatre grec

最近、日曜日は寝てばかりだ。
先週、先々週と体調不良で一日中寝て暮らした。
そういう今日も朝7時半就寝、昼1時過ぎ起床。
なんだか気だるい。
でも、さすがに3週連続で寝て暮らすのは嫌。

しか〜〜〜し、今日は嫁が坂本龍一コンサートを見つけて来て
チケットは入手済みなので、一日何もしない訳ではない。

今日は日本語図書館で古本市をやっているそうなので、3時前に行ってみる。
家からわずか3ブロックだが、嫁はその後でスポーツジムに行きたい
らしいのでバイクで行く。
古本市は、さほど面白そうな本もなかったが、お義理で5冊2.5ユーロを購入。
その後、嫁はジム、私は部屋に帰ってパソコン。
バルセロナ在住日本人はピークの半分以下まで減っているので、あまり
盛況ではなかったが、何人か日本オタクなスペイン人などもいた。
マンガやアニメで日本文化に興味をもって日本語を学ぶ外国人は多いのだ。
ローゼン麻生閣下の国営マンガ喫茶なんていうのも、そういう現実を
認識しているからこその建設的なお話だったんだが、日本人はオタクを
蔑視しているから、麻生たたきのネタにされてしまったよな。

さて、日記タイトルから脱線し過ぎです。あせあせ

ここはスペインです。
コンサートの開始時間は夜10時です。
教授もツイッターで、「ここはスペインだからまだ始まってない」と
つぶやいていたそうだが、こっちの生活サイクルが身に付いていない
坂本教授にとってはなかなかやりづらい公演時間だろうね。

現地はテアトロ グレッグという野外劇場。
先日、誤情報で古代遺跡なんて言ったけれど実は建造100年未満でした。げっそり
でも、なかなか風情のある西洋庭園などを含めてなかなか良い公演です。

なかなかせきが埋まらないスペイン人の遅刻癖。
開演予定時間を15分ほど過ぎても1割以上の空席でしたが、開演。
演奏中にもゾロゾロと席に着くスペイン人どもです。

さて、演奏が始まった訳ですが、、、
これが、ドイツ人アーティストとのコラボなんですが、デジタル芸術家だか
なんだかなんです。
ステージ背後に幾何学チックな画像を投影しながら、シンセサイザーだかを
いじってる訳です。
それに教授が即興的(あくまでも的だと思いますが)にピアノで音を入れて
その音に画像もシンクロ、シンセの方もサンプリングを拾って行きながらの
セッションという形式だと思います。

でも、教授〜〜〜〜〜〜〜〜!ボケーっとした顔
ぽーーーーん(3秒)   ←1音
空白(2秒)
たーーーーん(3秒)   ←1音
空白(2秒)
ずぢゃーーーん(3秒)  ←不協和音
空白(2秒)
ずちゃーーーん(3秒)  ←不協和音
こんな感じで3曲続けられたんで、金返せ!とあやうく怒りかけました。

なんていうのでしょうか?
静のトランス系?
ひたすら眠くなります。
でも、どうもこの前半のスタンスは、そのコラボしたドイツ人アーティストの
方向性に合わせたんでしょうね。

4曲目でやっとメロディーラインが出て来ました。
ここから、やっと音楽です。
だんだんとピアノが主導権を握ってくるに従い魅力的になってきます。
グランドピアノをつま弾いてみたり、弦をひっかいてみたり、叩いたり
なかなかお遊び要素も披露してくれます。

アンコールにも2回答えてくれましたし、公演が終わると速攻で帰るのが
普通のスペイン人たちが熱い拍手とともになかなか立ち去りませんでした。

ピアノという普段は主役ではない楽器が、教授の手にかかると、こうも
魅力的なんですな。
生で聞いたのは初めてでしたが、なかなか満足でした。わーい(嬉しい顔)

ちなみに、映像を見てもらえると分かりますが、結構な近さだというのに
舞台左手なんで、最初から最後まで坂本龍一の背中しか見ていません。
挨拶は、逃げるように頭をさげると速攻で舞台から降りちゃうんで、ろくに
顔はみえませんでした。
なんかシャイな感じが好印象ハート達(複数ハート)

ちなみに、後ろ姿。
やっぱオヤジになれば誰でも脂肪がつくんですな。
脇腹から背中にかけて、結構プクプク。
太ってるイメージが全く無い人だけに、やたら印象に残りました。
注)一般的な水準から言えば太ってると言うほどではありません。




3 3

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する