たまにはこんな日記もいいかなと思いまして。
爆風スランプの名曲。内容は...
写真でしか顔を見たことがない文通相手。写真を見る度に切なくなる。会いたくて。
意を決してライブのチケットを送る。場所は、天井に玉ねぎがあるあの会場。いよいよ会える。
ライブが始まった。しかし、文通相手は姿を見せない。何度もロビーに出てみたが、見つけることができなかった。そして...
アンコールが鳴り響く中、文通相手に想いを馳せながら一人、空席に後ろ髪を引かれつつ家路に着くために九段下駅に向かって歩く。
涙を流しながら振り向いたその先には、月夜に照らされて美しく輝く玉ねぎがあった。
こんな感じのストーリー。何度聞いても涙を我慢することができない大好きな曲。
この曲ができたエピソードとして、こんな話しを聞いた。
爆風スランプが日本武道館でライブを行うことになった。果たして満席になるのだろうか。いくつか空席ができてしまうのではないか。
その空席には、きっと色んな事情があり、色んなドラマがあるのだろう。だから、こんな話しがあってもいいのではないか。
こんな感じの発想で作った曲らしい。
今の時代においては文通という交際手段は過去のものなのかもしれない。しかし、アナログだからこそ存在するドラマもあると思うし、心に響くのではないだろうか。ダサいなんて言われるかもしれないが、こんな切ないドラマがあっていいと思う。
俺も誰かと行きたいな。あの大きな玉ねぎの下へ。
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