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2011年02月01日00:19

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Kの部屋にて安静中(遠慮して一応毒舌自粛)

わたしは湿度の低下を恐れている。カゼにもかかりやすくなるそうだから。Kの部屋に加湿器はない。どうすればいいんじゃー。エアコンの28℃強風を全身で浴びたいのに。でも乾くと困る(真剣)。喉、肌、コンタクト。そこで、電気ケトルの蓋を開け、蒸気を出し続ける方法で自分を守ることにした。Kに許可を取りましたよっと。
「いいよー使ってもー。これね、フランス製なんだ」
わたしは、「え、メードィンジゅーマニーがよかった」などと言わずに、
「おっしゃれ〜」
と流した。潤いには貢献するものの、熱湯が剥き出しで怖い。煮えくり返ったその湯を出し切ったら自動的に止まる機能がない。一度、中身が空っぽになり、それでも加熱していた代物。完全に蒸発し終わる最後の2〜3分は、凄まじい音を立てていた。シュゴゴゴー! ゴワッジュー、グォボッ!! やァ今日はまた特に頑張って沸かしてますねーとのんきに聞いていたことはKに内緒。ふと中を覗いてすっからかんになっているのを発見、大急ぎで水を入れた。内側の金属の変色が始まっていた!


ベッドの枕元に落ちるKの細い髪の毛を見ると、もうあと10年、せめて5年Kの頭部にいてあげてほしかっと思い胸が痛む。少し。わたしの髪は抜けても抜けてもまた生えてすくすく育つからいいが、あの人のささやかな毛根にその未来を期待するのは無理だろう。完全ザビエルまでは遠くない。


わたしは治療を終えると、帰らないでKのアパートに向かう。「絶対戻って来ないでね、ぽっぴんは一人で過ごすんだから」と伝えてあるの。アクセサリーのように素敵な合鍵を作って渡され、それを用いてお部屋に入る。テーブルにリモコン類とティッシュ箱、しゃがんで床の物を取ることができないわたしのために、机には必要なコンセント(充電器の携帯電話側など)がテープでちょこっと貼ってある。


ベッドで横になり、右を向けばテレビを見られるセッティング。その台の透明なボックス内部から、預金通帳が静かに存在を主張。残高確認してほしい? さすがにそれは違う。謎。


カーテンなくて寒い死ぬー、加湿器やっぱほしいです、わたしは1時間置きにメールする。で、あの人の何が気に入らないんだろう。
学歴、合格。外観、アウトー。やさしさ、文句なし。学校歴、大問題。髪のザビエル度、まだなんとか。金遣い、嫌。総合すれば、マイナス100点。ちなみに採点を一部公開すると、やさしさ800点、顔がマイナス1,000点です。

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