不思議な税関

大連空港の税関。

大連空港での搭乗までの順番。
・国際線ゾーンに入る時にパスポートとＥチケットを見せる（何も見ていないが）
・税関。何も言わずにすり抜けてすべての荷物をＸ線を通す
・航空会社チェックイン
・イミグレーション
・セキュリティ
の順。

税関のＸ線は何をチェックしているのか良くわからないが、普段はフリーパス。
ところが今回、初めて引っかかった。
「バッグを開けろ」と。

あれれ、どのバッグの荷物が引っかかったかな・ヤバイな。
キャリーバッグ？
　白酒２本と黒酢２本、持ち出しは何も問題ないはず。
　あとは荷物の隙間の緩衝材とかパソコングッズ。
バッグ
　着替えとか中国食材とか中国企業の会社案内とか。何も問題ないはず。
鞄
　ノートパソコンが２台。
　これかな。外国製ＰＣを持ち込むときに何も申請せずに
　持ち出しで引っかかった？　それだと拙いな。

ん？　違う？　バッグ？　これを開けろ？
ま、良いけど。

で、着替えとか会社案内とかを外に出して、税関のおじさんがチェックしだしたのは何と大連用名刺ホルダー。

１ページ毎に入念にチェック。

いつもいく会社の名刺、ホテルの名刺、料理屋、バー、カラオケクラブ、
それに手書きで「空港へ」とか「勝利広場へ」とか書いた紙。
大連で１人でタクシーに乗るときには必ずこの名刺ホルダーを見せる。

で、その名刺を１枚ずつ見ているよ、このおじさん。
クラブの小姐の名刺もたくさん。行きたいのかな？　残念ながら写真付は無し。
料理屋の名刺を見たって、美味いかどうかはわからんでしょ。不味いとこは持ってないが。

何か不思議だなぁ･･･