mixiユーザー(id:1726250)

2006年06月13日21:53

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結果より漢(おとこ)。

敗れた。
正直、オーストラリアはあまりcheckしてなかったのだが、思った以上に地力の差があった。
実力差以上に点をとられた、などとぬかすつもりはない。スコア=実力の差、結果が全てだ。高い位置でボールを持たれたらいつかはチャンスを与えるし、チャンスを何度も与えればいつかはやられる。前半1-0で折り返した時点で、「これで勝てたら奇跡だな」と思っていた。
サッカーは、シンプルで歴史の深い"king of ballgame"である。実力に反して運で勝ち負けが決まることは決して無い。"番狂わせ"というのはある。が、それは「ノーブランドがブランドを負かす」ことであって、実力の無い者が勝つ事もある、という意味ではない。
クロアチアやブラジルが日本に負けることは考えられない。恐らくこれで、日本が期待されていた結果を持ち返ることは、ほぼ不可能になった。

が、そのことで逆に、今後の日本戦に見応えが加わる可能性はある。
矛盾するようだが、人間のやることだから相性があるし、「実力」は試合をしてみなければ判らない。練習での力は実力ではないしまたそう呼ぶべきではない。だから彼らは南米もアジアも無く平等に本番のピッチに立っている。

別の意味では彼らは「まだまだこれから」だ。
勝てとは言わないが、この10年で日本がどれだけ成長したのか、サッカーという世界共通文化をどこまで体現出来たのかが、まだ見足りない。
また、日本男児ならば、死すと判っていても、いや、死ぬと判ったからこそ、己の散り際は美しゅうする義務がある。
相手だけを見れば、状況は8年前より絶望的と言える(8年前、初戦でジャマイカに敗けたようなものだ)。豪州戦は初戦ということで(高原も言っていたが)守備的であり過ぎた(それ自体は悪くないが、攻撃のリズムまで崩した?いわゆる攻守の切替えというか、メリハリを付けられる器用さが、チームとしてまだ1流とは言えない)感がある。開き直るには絶好の状況だ。
悔いを残さないプレーを期待したい。それが、ファン、コーチ、そして選手が己自身に報いる唯一の方法だ。


現時点で登場したチームの中では、メキシコがダントツにイケている。
しかし、(失礼ながら)優勝する感じはまだしない。
ワールドカップはあまりに重く神聖で、やはり最後はビッグネームが「来る」様に思えるからだ(過去7カ国しか優勝国が無いこともそれを物語る。逆に言えば、そこで「来る」からこそビッグネームとも言える)。
まぁなんにせよ楽しみである。
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