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2010年02月20日14:58

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無理を通せば道理が引っ込む。走る殺処分トラック

本日平成22年2月20日朝日新聞より以下全文引用(原文ママ)

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徳島県や奈良市が、飼い主に捨てられた犬や猫を、火葬施設まで運ぶトラック内で殺処分している。
犬や猫を集める施設での殺処分が住民に受け入れてもらえないために考えついた苦肉の策だという。

徳島県神山町の山あいにある県動物愛護管理センターには、県内6カ所の保健所から捨て犬や捨て猫が集められる。
犬や猫は鎮静器(ちんせいき)と呼ばれる金属製の箱(縦横1.2メートル、奥行き1.5メートル)に入れられ、8トントラックの荷台で運ばれる。
運転席のボタンを押すと、鎮静器内に二酸化炭素が充満する仕組みだ。
センターを出て約1時間後、県西部の火葬施設に着く頃、犬や猫は動かなくなっている。

こうした処分を始めたのは、センターができた2003年。
県が施設を建てる際、住民と「センターで動物を殺さない。焼却しない」という約束になったからだという。
県は処分装置のメーカーと相談し、「走っているトラックの中なら処分場所を決めずにすむ」と移動式装置を取り入れることにした。
この方法で年間5千〜1万匹を処分している。
センター職員は「できるならすべて飼って、生かしてやりたい」と話す。

奈良市の場合、02年に人口が30万人を超える中核市になり、野良犬や野良猫の管理を自前でしなければならなくなった。
しばらくは従来通り奈良県に委託していたが、08年4月に県が同県宇陀市に動物愛護センターを新設した際、地元住民が施設受け入れの条件として「処分の数を最小限にして」と要望。
県に委託できなくなった奈良市は徳島の例を参考に08年11月に移動式の処分装置1台(4,500万円)を導入した。

全国の自治体の殺処分実態を調べている動物愛護団体「地球生物会議ALIVE」(東京)の野上ふさ子代表は「飼えなくなったら新たな飼い主を探すべきだし、最悪でも動物病院で自分の手の中で安楽死させる方法もある。自治体側も飼い主が引き取りを求めてきたら、最後まで責任を持つよう説得してほしい」と話す。

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ここまで

私はこの話の問題点は「全体を把握する努力をせず一部のみ一時の感情で騒ぎ立てる」
とゆー、ごくフツーの人間、多くの人間が持つ意識じゃないかと思います。
徳島と奈良が特別悪いわけでもバカなわけでもなく、
殺しちゃダメよカワイソウだわ!っとだけ感じるまま突き進むとこうなるのではと。
動物愛護を訴えるならすべてを知って案を出さないと。
なぜ安易に犬を産ませ殖やす人間が減らないのか、あなたは一言で答えられますか?

新聞に鎮静器の写真が載ってましたが(お見せできなくてすみません)、
側面に1つだけ10センチ×20センチのガラスの小窓がある以外、
すべてシルバー不透明の金属の箱が鎮静器でした。
小窓は火葬場に着いたら外から確認するためのものと思われます。
鎮静器内部で通常の呼吸を失われていく犬猫たちが
この小窓を目指すかと思うと・・・・・・・・・・。
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