まるでヤクザと同じ

シーシェパード 日本側を告訴
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1072798&media_id=2

自分の方から危険な行為をした挙句、ぶつかっておいて、相手を告訴するというのではヤクザと同じである。

捕鯨反対団体というが、彼らは大好きな鯨を守るために手弁当で活動をしているという訳ではない。ちゃんと彼らは商売として反捕鯨活動をやっている。彼らにはスポンサーがいて、多額の資金援助も得ている。だから自前の船だって持っているのだ。スポンサーだって単なる「鯨愛好家」ではない。いろいろな経済的・政治的な思惑があって、捕鯨に反対しているだけである。
たとえば食料としての鯨は、牛肉や豚肉と競合する。牛や豚は家畜として育てる必要があるが、鯨は天然資源である。コストパフォーマンスは鯨の方が良い。今は捕鯨を規制しているから、鯨肉は結構割高であるが、本当はもっと安くできるはずである。そうなると牛肉や豚肉は今よりも売れなくなる。畜産業者は困る。畜産業者に飼料を卸している会社も困る。彼らにとって捕鯨は商売敵なのである。

鯨は乱獲で数が減ったといわれるが、もともとは海の生態系の頂点に位置する生物だから、無茶苦茶な捕り方をしなければ、別に絶滅する心配はない。捨てるところがないくらいに有用な天然資源でもある。

そもそも牛や豚は食べるのはOKで、鯨はダメという理由が理解できない。イスラム教徒は豚を食べないし、ヒンドゥー教徒は牛を食べないが、食文化とは国や民族それぞれの歴史に根差したものであって、他人がとやかく批難するのはオカシイ。
日本人は昔から鯨を食べてきたのだから、欧米人にそのことをとやかくいわれる筋合いはない。自分たちが食べたくなければ食べなければいいだけの話である。

思想や信条の自由があるから、捕鯨に反対するというのも一つの立場だし、意見を主張するのは自由であるが、船でぶつかってきたり、弓矢で攻撃したりするのは明らかにやり過ぎであるし、断固とした対抗手段を取るべきである。

自国民を守るためには海上自衛隊が出動して、シーシェパードの船を拿捕するくらいのことはやっても全然構わないと思うし、抵抗したら沈没させればよい。
やられっぱなしで黙っていたら、国際社会ではなめられるだけである。