他者の足を引っ張るのは格好悪い

■「１千円カット」も洗髪設備を、義務化が加速
(読売新聞 - 12月05日 14:41)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1041528&media_id=20

既存の理容店は価格破壊をする新規参入業者を脅威に感じて、自分たちを守るために、「衛生面」を錦の御旗にして、役所に働きかけて、「洗髪義務化」を加速しようとしているだけであろう。

どんな業界でも価格競争はあるが、行政とつるんで、大義名分を表向きの口実にしているところが、やり方として「卑しい」と思う。

かといって、僕は低価格の理容店には行ったことがない。慌ただしいのが嫌だからである。いつも美容室でカットをしてもらうことにしている。人それぞれ考え方や価値観が違う以上、価格を重視する人もいれば、サービスや快適さを重視する人もいる。それぞれが自分のところの強みを活かして「棲み分け」をすればいいだけのことである。

そういうふうにポジティブに環境を受け止めずに、企業努力をしている他人の足を引っ張るのは格好悪いと思うし、消費者の支持は得られないであろう。

自分たちは努力をせずに、十年一日のごとく昔と同じことをやっている散髪屋は滅びればよい。
いくら他人の足を引っ張ったところで、自分たちが滅びる速度を緩めることはできないと思う。