土日は主治医の診察でした。
診察の頻度をあげ、診察時間を削ってみるという実験中ですが、
診察時間が短いと淋しさが残る。
短いと言っても裕に1時間は超してるんだけどね。
あっという間に終わってしまう感じがします。
いつものパターンは、診察が終わって切って縫ってもらう。
今回は少し違った。
診察が終わる際、反射的に「淋しいです」と言った。
すると主治医、「じゃあ、15分休憩して続きをしましょうか」と言ってくれた。
「え?いいんですか?」と言うと、
「今正直な気持ちだったでしょ?いつもだったらこっそり切ったり焼いたりしてたけど
今は正直な気持ちが言葉になった。いいことです。
ボクはそれを尊重したいなと思いました」と。
嬉しかった。
15分たばこを吸ったりお茶を飲んだりして待った。
そして再び診察開始。
自傷について語り合った。
なぜ自傷をするのか。
その答えが少し見えそうになったのが、
友達がくれた「毒になる親」という本。
主治医にも見せたが、いい本だと言っていた。
臨床心理士も。
「武田さんの分析にいいかもしれませんね」と言っていた。
親がアル中や暴力を振っていると子供は傷付く。
傷付くのはそれだけじゃないんですね。
ほんの些細なことで子供は傷付くし、
それが大人になって変な形で現れたりするのです。
今の私のように。
「やはり幼少のころの問題が大きいんでしょうかね」と主治医に言われた。
今までそんなことは意識していなかったが、大いにあるような気がした。
子供が甘えたい時は、たくさん甘えさせてあげましょう。
なかなか甘えられなかった私は、今になって甘えたい欲求が強くなり、
でもまた子供に戻ることもできず、かといって今更親にそれを求めることもなく、
どうすることもできない状態です。
中途半端で、うつでもなく、仮病でもなく、
主治医に言わせるとグレーで一番厄介な状態だと。
それが分かった土曜日、主治医も「今日はとても有意義な時間でした」と言った。
今私が甘えているのは主治医かな。
一生懸命私のことを分かろうとしてくれる主治医に感謝。
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