mixiユーザー(id:654788)

2009年08月25日14:17

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何がしたいんだろうね。

ずいぶん前、10年も前。
どこかの飲み屋の親父とケンカしたことを思い出した。
若いころ学生運動に身を投じたという50歳くらいの親父だ。
店はレトロな風情で、レコード板とアナログプレーヤーが
ジャズを静かに奏でていました。

「日本をどうにか良い国にしたい!
 こんな腐った国のままにしていてはいけない!」

酔った私は力説していました。

私の世代は、「政治はカッコ悪い」と思い込まされていました。
私が投げかける「日本の隠された闇」は友人知人から敬遠されていました。

学生運動が華やかであった時代を懐かしむがごとき風情であった
その親父に触発されて、溜まりに溜まっていた想いを吐きだし続け
「日本を変えたいんだ!」と叫んでいました。

しかし、その親父は冷たく言い放ったのです。
「日本を捨ててスペインに住んでいる君に日本を変えてもらいたく
 なんかない。」
「日本の国を変えるのは日本に生きる人間の役目だ。」
「君は日本を捨てた人間なのだから、日本の心配なんかしないでくれ。」

冷や水をぶっかけられたというのは、ああいう事を言うのだろう。
「じゃあ、あんたは学生運動で何を変えられたんだ!」
「売国奴の左翼をのさばらせただけじゃないか!」

売り言葉に買い言葉。
もう、ケンカにしかならなかった。

「あんた負け犬の学生運動から抜け出せない負け犬じゃないか!」
「あんたに日本は変えられなかったじゃないか!」

ある意味で図星であったろうか。。

「それでも日本にいる。君のように日本を捨てたりしていない。」
「日本を捨てた君に、日本を語る資格はないんだよ。」



人生いろいろ。。

今、また同じ過ちを犯してる可能性を否定できないな。。
彼が言うように、私には日本を語る資格がないとしたら、だけれどもね。

コメントをくれた見知らぬ人が、学生運動やってたというので
こんな話を思い出しました。

でもさ。
悪いけど、学生運動家だった連中は、自分たちの後始末ができてない。
左翼をのさばらせて日本を悪くした挙句に、自分たちがマスコミなどの
日本の中枢に入り込んだら、手にひらを返して、腐った社会に迎合した。
せめて、そのへんだけでも清算して行ってもらいたいものだ。

腐った社会を日の元にさらして、日本をマシにしてから死んでくれ!
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