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2009年07月25日00:27

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逃がした時間

バリ島で暮らしている日本人の友人は
インドネシア人のお手伝いに時計の読み方を教えたことがある。
田舎育ちの人は時計を読めない人がいるのだ。
かつてアナログ時計を読める人、というのは上流階級の証であったのである。
そして時計は実用ではなくて見栄を張る道具であった。
今でも特に発展の遅れた国では腕時計をする目的は見栄を張るためである。
時計がアクセサリーになったのにはこんな理由がある。

今はデジタルの時計が主流であるので
アナログの時計を読むことが出来なくても特に不便はないだろうが
アナログ時計というのは時間の概念を持つのに有効である。
1日の半分が12時間である、という感覚を持つのは重要だ。
日本の学校では時間割を子供に教える。
計画性を持って生活することを身に付けさせるのが目的だ。
私は子供にはアナログの時計を見るように躾けた方がいいと思う。
今は子供も携帯電話を持つ時代になってしまい
時間を知りたいと思ったら携帯電話を見る癖が付いてしまった。
子供に時間の推移を覚えさせることが難しくなっているのかも知れない。

時間の推移を実感出来る時計といえば砂時計だろう。
砂が下に落ちていく瞬間を見て時間は流れる物である、と感じることが出来る。
時間は落ちていく。
物理学の世界なのである。
物理を知らなければ人間の精神を知ることは出来ないだろう。
この世の中の全ての物は網の目である。
全ての物は結び付いている。
時間も同じだ。
一瞬一瞬は網の目である。
過去と現在と未来は全て結び付いている。
今の時間だけが独立して存在しているのではないことを子供に教えないといけない。
子供に物事の道理を教えることは必然である。

時間の感覚は子供の頃に覚えなければならない。
それを覚えるチャンスを逃がすと失うものは大きい。
逃がした魚は再び釣ることが出来るけれども
逃がした時間は二度と戻らない。

「時計」を何年生で習いましたか
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=907923&media_id=58
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