mixiユーザー(id:654788)

2009年05月12日00:42

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景況感

スペインの経済状況は世界的に見ても危機的のはずです。
失業率ではや17%強、人数で400万人超。
昨年同時期の失業者200万からの倍増にして、年内にも失業率は20%に
達すると言われています。
ヨーロッパ全体でこの1年での失業者増が300万人程度と言われている
ことからも、スペインの危機っぷりが窺い知れます。

でも、住んでいると全然そんなに危機的な気がしません。(汗

「いつになったら、スペイン人は気付くんだ!!」
そう言い続けてはや数か月。
世界恐慌の先頭グループをひた走るスペインだというのに
景気悪化によるレストランの売り上げ減少幅も、あからさまな低下を
見たのは4月も後半から。。。
それも、平日の売り上げ減少であって、週末の入客は依然好調。

先週土曜の仕事の後で、いつも満杯のタパスレストランに行ってみま
したが、、、
決して安くもなく、どちらかというと高い店で、小洒落てはいるものの
だからといって高級という訳でもなく、メニューは品揃えが豊富ながら
だからといって目新しい訳でもなく、、、
不景気のさなかに、満員御礼を続けるお店というには程遠い内容。。

ようするに、スペイン人自体が不景気の自覚がない。

まあね。
10年前までは、失業率15%超が当たり前でしたからね。
しかも、刹那主義者たるラテン人にクレジットカードというお金を
使える魔法を与えたんですから、、、、
まして、先進国並みの生活水準を数年にわたって味わっちゃいましたし。

アメリカが消費低迷するのが確定している中、、、
実は次世代の大量消費地となるのは中南米じゃないでしょうか?
とくにブラジルね!

中国人も日本人と同じで貯める傾向が強いから、馬鹿みたいに
使い続けるには、ラテン人の刹那主義が必要ではなかろうかと、、(笑
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