書籍紹介その1:しがり朗「おとなの箸袋おりがみ おかわり」(二月に発売予定)
その2:Huma「初期仏教キーワード」(発売中)
に続く
その3の紹介です。
上記二冊はこれからも購入可能な書籍ですが、今回ご紹介する本は、残念ながら現在は絶版になっており
、PHP電子出版またはアマゾンなどのネットショッピングにて購入できる
のみとなっています。
その本とは・・・・
「大向うとゆく 平成歌舞伎見物」
(2004年にPHPエル新書より発売されていた)
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4569633501.html
マイミク樽屋壽助さん
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=5830789 の本です。
実は
樽屋さん「米米と石井竜也そしてCharさん」を語らせたら、その情報量と精度において「右に出る人はいない
」んではないかと、僕が信じ疑わないデータベースマン
です。
僕自身も米米はデビュー当時から追っている「古米」として、古い時代の米米も知っているつもりではあるけれど、樽しゃんにかかったら「大学生
幼稚園児」位の知識とライブ経験の差があります
。
正直、尊敬に値する
人物です。
樽屋さんとの出会いは、5・6年前かな?
僕がMDに米米の曲をいろいろストック&ライナーノーツ作製してる時人、いちいち打ち込むのも面倒だったんで
、「どっかにライナー書いてる人はいないかな
」と思ってネットサーフしていた時に見つけたのが、樽しゃんの開いているHP
でした。
ところが!そのHP・・・、情報量が半端ない
。
一気に全部のページ見れない位、多い
。そして濃い
。
米米だけでなく、石井竜也ソロ活動について、そしてCharさんの活動について。
もうね、感動
の嵐でした。
その後HPの感想を
送ったりしてるうちに同い年ってのも分かり、しばらくして丁度、渋谷AXでCharさんのライブがあったため、ご一緒させて頂きました。
とっても、物腰の柔らかく丁寧で、紳士な方です。
そんな樽しゃんですが、実はもう一つの顔
があります。
それが歌舞伎の掛け声
「大向う」をかける事のできる人だということ。
(中村屋〜
、とか、成駒屋〜〜
とかってやつ)
僕は歌舞伎の世界も勉強不足なんで(勉強不足だらけだな〜〜
)、この「大向う」って呼び名があるのも、樽しゃんのこの本を読んでから知りました。
誰でも彼でも掛けられるという、
いや、かけても良いという代物ではないそうです。
書籍紹介その1で紹介した「しがり朗」も歌舞伎ファンですが、彼をして「大向う出来る樽屋さんは凄い」って言ってました。
で、この本「大向うとゆく 平成歌舞伎見物」ですが、
***歌舞伎は元来大衆演劇であった。様々な知識はさておき、江戸の大衆が芝居を存分に楽しんだ、その術を「大向う」の目線で案内する。****
歌舞伎って凄くとっつきやすくて、決して分かり難いものではないんだよって視点で各章が展開していきます。
歌舞伎に造詣のない方たちでも、楽しみながら読み進んで行ける本です。
ちなみに凄いのは、この本が発売された時に、宣伝帯の文章をなんと
>「中村勘三郎(当時:勘九郎)」氏が書いている事。
その時の感動を、樽しゃんもご自身の日記で書いておられますが
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=886453026&owner_id=5830789
それも凄いことですよね。
興味ありましたら、是非、探してみてください。
*今回の日記、本人に承認もらって馴れ初め等書いてます。*
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