心が求めるもの。
それは時に、ふるさとのにおい。
それは時に、厳粛な山々の頂きのような強さ。
それは時に、とめどもなく溢るる水のごとき優しさ。
それは時に、どこまでも続く道の果てにある、蒼く深い天。
この心に触れる全ての今。
ものごころついて
半世紀あまり。
世ははながれ、
良きも
悪しきも
それぞれの知るところ。
確たる答えを知らぬまま、
日々を貪って居る。
誰のキヲクに
その姿を留めるものか?
それとて、
明日の答えはない。
人は半身で生まれた、
哀れなバケモノ。
何処かにいずる我が身の半身を
求めることも生のさだめと知る。
思いは想い、
今は今。
先々でおこることなど
いざ知らぬ。
ただ、今日を生きねば
明日はない。
願わくば、明日は
我が身に幸多かれと
念じるばかり。
自愛されたし。
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