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2026年01月07日00:48

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2009年1月7日の日記 プロジェクトXと共産党 負け犬の遠吠え

このシリーズの第四弾である。
派遣のことが連日大きく報道され
この問題について日記を書かないと気が収まらなくなってしまった。
実は私は20代の頃派遣会社で営業の仕事をしていた経緯があって
派遣という言葉を聞くと昔の苦い思い出が蘇って来て切ない気分になる。

それはともかくとして
私はほとんど他人が書いた日記を読まない。
パソコンを使える時間が限られているため、
自分の日記を書くので精一杯でなかなか人の日記まで読む時間がない。
しかし、今回の派遣村に関する問題については
関心が高かったので日記をいくつか読んでみた。
そしてあることに気がついた。

派遣労働者を中傷しているのは正社員であり
その正社員は過重労働に耐えていていることだ。
つまり、自分はこれだけ我慢していて、自分の権利を要求しないのに
派遣労働者ときたら堂々と要求していやがって「けしからん」と言いたいようだ。
自分はサービス残業もいとわず
有給休暇も取らず我慢に我慢を重ねて仕事しているというのに
派遣労働者ときたら嫌ならすぐ仕事をやめて
風来坊のような生活をしている、と考えているようだ。
派遣労働者に対して妬みの気持ちがあるのかもしれない。
実は自分も風来坊みたいに辞めたくなったらすぐ会社を辞めて
「自由気ままに生きてみたい」という願望があるのではないのか?
必死に耐えている自分を肯定したいがために
我慢しない人を否定したくて仕方がないのかもしれない。
でなければ、あんなに派遣村のことについて強く反応しない筈である。
気に留めないか、若しくは同情するはずである。

そもそもマスメディアの派遣村の人たちの報道について
シナリオがあるのは当然で、ネットカフェ難民の時と同様である。
誰もが胡散臭いと思っていたことで取り立てて問題にするほどの事でもない。
「実家に帰る交通費も持ち合わせていない」などという話を信じる視聴者はいない。
テレビに出てくる派遣労働者が所持金をわざわざ教えて
「たったこれだけです」と言って数十円分の硬貨を見せるというのは
マスメディアの常套手段で、そんなことに反応するほうが子供じみている。

例えていうなら、サービス残業している正社員というのは飼い犬であり
風来坊の派遣労働者は野良犬である。
果たしてどちらの方が負け犬なのか?
今の状況は飼い犬が野良犬に吼えている、ということである。
弱い犬ほどよく吼えるという。
奴隷労働に耐え忍び、上司に何も文句が言えず
派遣労働者を攻撃してストレスを解消しているのが飼い犬である。
そのうちもっと景気が悪化し、首を斬られれば
負け犬の遠吠えになってしまうかもしれない。

派遣労働者をいじめる時間があるのなら
自分の上司に対し、はっきりとサービス残業を拒否し
有給休暇などの権利を要求するべきである。
そうしなければ永久に日本から奴隷労働はなくならない。
今こそ日本人は、労働のあり方について真剣に考える時だと思う。
給料分の仕事をしていれば、労働者としての要求をするのは当然である。
自分の要求を抑え、人が要求するのを否定するのはばかげている。
人が要求しているのを見たら自分も要求すればいいだけだ。
どれだけ我慢しているか我慢比べをするつもりなら話は別だが。
定年まで奴隷のまま生きて、
そして老人になって詐欺に遭い、有り金全部失くす。
そんな「絶望の人生」はポール・バターフィールドのブルース・ソングにもない。




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