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2022年04月27日19:05

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ウクライナを支援する兵器が在庫切れ間近^^;

ウクライナ兵器支援、米国内の在庫払底に危機感 ジャベリンはすでに3分の1失う
2022年4月27日(水)13時00分
青葉やまと

<大量の兵器パッケージを送付しウクライナ戦線を支えるアメリカだが、本国の在庫も無尽蔵ではない。続ければ自国の有事対応に支障が出るとして、軍事計画者たちは神経を尖らせはじめた>

ウクライナ支援で追加の兵器パッケージの送付を決めたアメリカだが、国内在庫の枯渇が問題視されるようになった。対戦車ミサイルのジャベリンはすでに7000発を提供しており、これによりすでに全米の在庫数の3分の1を失うなど、大量の兵器輸出が続いている。

米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS、以下「戦略研」)は4月中旬のツイートで、「アメリカはウクライナに対し数千というジャベリンを提供してきたが、アメリカの在庫は減少傾向にある」と述べ、在庫状況への危機感を示した。

ジャベリンは、携行型の対戦車砲だ。歩兵が持ち運んで移動することができ、最大2500〜4000メートル離れた地点から戦車を撃破できる。ウクライナ防衛で高い成果を挙げており、「戦場の守護天使」「ロシア軍侵攻阻止の象徴」などと呼ばれるようになった。

在庫の3分の1が消えた
在庫問題の詳細について、戦略研で国際保障プログラムの上級顧問を務めるマーク・キャンシアン氏が解説している。

米陸軍の予算レポートによると、ジャベリンの生産が始まった1994年以来、累計3万7739発が生産されている。ただし米軍は毎年、演習により在庫の一部を消費している。その推定数を差し引くと、ウクライナ提供前時点での在庫は2万から2万5000発ほどだと氏は見積もる。すでに提供された7000発により、在庫の3分の1前後が消えた計算だ。

氏は「アメリカはまず間違いなく、在庫のおよそ3分の1をウクライナにすでに提供している。したがってアメリカは、自国の戦争計画に十分なだけの大量の備蓄を確保するために、輸出量を削減せざるを得ない時期に近づいている」と指摘した。

神経尖らせる米軍事プランナーたち
レポートを受け、豪ニュースサイトの『news.com.au』は、「アメリカでウクライナ向けの武器が枯渇する可能性がある」「ウクライナのロシアに対する戦争に関し、大きな問題が生じている」と報じた。

インド右派メディアの『リパブリック・ワールド』は、「在庫の約3分の1をウクライナに送った米政府は、この『象徴的な武器』を使い果たす瀬戸際にある。したがって直ちに提供を縮小し、自国のために十分な備蓄を確保するよう求めている」と述べている。

見方によっては、在庫の3分の2量はまだ残っているとも取れるだろう。ただし戦略研は「しかしながら、軍事プランナーたちは神経を尖らせつつある模様だ」と指摘する。「ある時点でこれらの在庫は、戦争計画を遂行できるのだろうかと軍事計画者たちが疑問に思うほど少なくなるだろう。アメリカはそのポイントに近づきつつある可能性が高い」との見解だ。

アメリカがウクライナに供給しているその他の兵器については、例えば5000万発が供給された弾薬類についても、おおむね米在庫の1%程度と影響は軽微だ。ただし、対空ミサイルのスティンガーに関しては、推定在庫数8000発に対して2000発が提供されており、在庫の4分の1が失われた計算になる。

生産急ぎたいが......
在庫払底が現実味を増してきたとはいえ、ウクライナへの支援を停止することについては異論がある。戦略研のツイートに対してあるユーザーは、「では、我々は何のために在庫を確保するのか? ロシアがどこかを侵略するのに備えて? ロシア兵を討つため、在庫すべてをウクライナに提供するよりほかに、優れた使い道はない」と指摘した。

とはいえ、仮に在庫確保を優先せず全量供給に踏み切ったとしても、いずれにせよ将来いずれかの時点で既存生産分は底をつく。長期化するウクライナ戦線を支え続けるのであれば、ジャベリンおよびスティンガーの増産が急務だ。

ただし製造は複雑なサプライチェーンに依存しており、打開は簡単ではない。米国防総省の物資管理などを担う国防長官府は、米ワー・ゾーン誌が入手した声明のなかで、「こうした(ジャベリンやスティンガーなどの)システムは現在生産が行われているが、一部部品の納期が長く、下層サプライヤーの供給力にも制限があることから、期間あたりの生産量が限定的となっている」と述べ、生産体制の限界を認めた。

同誌は具体的な品目として、これら兵器に用いられる半導体やレアアースなどの供給網が主要な制限要因になっていると指摘する。

戦略研は「生産ラインは明らかに、海外向けの少数の売り上げのみによって維持されている」と述べ、現行の生産体制は非常に小規模であると述べている。急な増産は難しく、生産拡大には「24ヶ月以上を要する可能性がある」との見解だ。

国防生産法の発動が議論される
4月上旬には米上院軍事委員会の予算公聴会の場で、ジャベリンとスティンガーのウクライナへの供給体制を維持するため、国防生産法を適用すべきか否かが質された。同法は1950年に制定された法律であり、緊急時に産業界に対し、特定製品の優先的な生産を義務付ける。

同法の適用を視野に入れる議員は増えているものの、前述のとおり既存の生産設備が小規模であるため、実際の増産にどの程度貢献するかは不透明だ。米軍にとってジャベリンはすでに最新鋭の兵器とはいい難く、新たな生産設備への投資に見合わないとの議論もある。

さらに一部報道によると、米軍側の予算が不透明であるとの問題も出ている。ジャベリンは1発あたりの調達コストとして19万2772ドル(約2500万円)を要する。

ウクライナ軍の防衛戦を大きく支えるアメリカ製兵器だが、本国の在庫も無尽蔵ではない。防衛に不可欠な存在となるなか、生産の綱渡りが続きそうだ。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/04/31-26.php
ジャベリングを7000発送れるだけの在庫があるだけでも驚異です^^;

米国側が在庫切れを心配すると言う事は、ロシア側も在庫がなくなり始めた事は想像に難くないです。
我慢比べになりましたが、生産性が高い米国の方が断然有利です。

ウクライナの踏ん張りに期待です♬
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