mixiユーザー(id:33240433)

2020年11月17日04:06

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アカザの戦略的価値の低さ。

この話は軍事やお仕事として見るととても面白い。アカザは実力はあるのに仕事ができない人の典型。ここで死ななければ、魘夢の方が出世したかも・・・?

この話における鬼側の戦術は、敵を釣り出して待ち伏せないし挟撃する誘引戦術で、いわゆる「釣り野伏せ」に近い形だ。囮になったのが魘夢、敵(主人公含む)本体を叩く主戦力がアカザ。

ところがアカザは到着が間に合わず、各個撃破されてしまう。まぁアカザは戦力として強力なので戦果だけ見ればアカザの勝利なのだけど、作戦目標である「隊士の殲滅」は達成できずに撃退される。

アカザは遅刻したことで彼の戦術的役割である挟み撃ちないし待ち伏せを果たせなかった上、現場でもチンタラ喋って時間を浪費する。さらに「隊士の殲滅」を遂行せずに勝手に寝返り工作を行い(しかも過去にも一度も成功していないのに!)、炎柱を殺害するものの撃退される。

ヤバイ。仕事ができなすぎる。しかも帰還後怒られているのに、反省せずに主人公に怒りを向ける。反省しないから、次の戦闘でもおしゃべりを展開し、最終的におしゃべりが原因で主人公に逆転を許す。

一方、魘夢は、囮をこなし、個人的な主目的である人間の捕食を我慢して作戦目標達成に徹する。結果的には主人公がわに撃破されてしまうが、本人も言っているように「時間稼ぎ」が彼の戦術的役割で、数時間以上にわたって自分以上の戦力(炎柱)を拘束した功績は大きい。戦闘力自体はアカザが上だが、戦術の理解の点では魘夢の方が上だ。この二人、そう遠くない将来に立場が逆転したであろう。比較的単純に人間の捕食数が強さを決める社会なのだから尚更だ。なんでアカザは戦闘訓練してんの。女も食え女も。

この手の話が現実で顕著に見られるのがサッカー日本代表で、人気で実力ある有名選手が監督と対立して外されるのはこうした「戦術理解」が浅いからと思われるケースが度々ある。


この話、もう少し対局に目を向けても、戦略的な問題を大きく孕んでいる。遅刻のアカザも同情できる点はあって、彼自身は別任務の途中で派遣されている。そういう作戦変更は遅延に繋がることが多い。敵の主戦力を殲滅する作戦である以上、「ついで」にやらせるのは可哀想だ。

そもそも、鬼側の「主目的」である人間を人質にとる作戦の意味がわからない。人質とは主目的を達成するためにとるものだ。

一方、主人公サイドも、「上弦は柱3人分に匹敵」と認識しながら、柱を単独行動させるのは愚の骨頂だ。一般隊士を消費しながら索敵し、そこに主戦力を送り込むというスタイルであるにもかかわらず、だ。そんなんだから100年も上弦に勝てないんだぞ・・・。

ま、俯瞰で見ればなんとでも言えるものの、作者の意図があるのかないのか、面白い要素が多いなーと思った。


「鬼滅の刃」興収230億円突破、250億円視野
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=6308050
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