mixiユーザー(id:26450852)

2019年12月26日12:33

286 view

上田閑照先生の著作を読む面白さ

日記でマイスター・エックハルト等、ドイツ神秘主義に関する著作集や叢書のことを書いていると、上田閑照先生の著作も読み直したくなってきた。

上田閑照先生の著作は岩波書店から刊行されている『上田閑照集』(全11巻)という著作集と岩波現代文庫の『上田閑照哲学コレクション』(全5巻)とがある。

学生時代、講談社の「人類の知的遺産」シリーズに上田閑照先生が『マイスター・エックハルト』を書かれるということを知って心待ちにその刊行を持っていたことを覚えている。

その上田閑照先生の『マイスター・エックハルト』の�爐泙┐�き�瓩法↓狎消�啓治先生の『神と絶対無』を読む上の参考となれば�瓩判颪�れていたことを今でも覚えている。わたしはその一文に上田閑照先生が西谷啓治先生をいかに尊敬されていたのかということが伝わってくる思いがしたことを覚えている。その後、「人類の知的遺産」シリーズの『マイスター・エックハルト』は、講談社学術文庫の『エックハルト―異端と正統の間で』と文庫化もされている。

上田閑照先生のマイスター・エックハルト論にせよ、西田幾多郎論にせよ、あるいは禅仏教や日本文学にせよ、非常にわかりやすいて文体で、岩波文庫の『西田幾多郎哲学論集』でも、あの難解で長文の西田幾多郎の文体をその節ごとの意味合い(何がいいたいか)で改行されたりしている。その点は非常にありがたいのである。

わたしは、独り暮らしを始めるに当たって、上田閑照先生の岩波現代文庫の『上田閑照哲学コレクション』と講談社学術文庫の『エックハルト―異端と正統の間で』を古本屋に売ってしまったのであるが、上田閑照先生の場合、自分の著作集やその文庫化に当たってはご自分で監修をされて、それぞれに少しずつ加筆をされているということに気がついた。

そこでもう一度上田閑照先生の岩波現代文庫の『上田閑照哲学コレクション』と講談社学術文庫の『エックハルト―異端と正統の間で』とをアマゾンで買い戻ろうと考えている。キャッシュカードの関係で来週の水曜日、1月1日になればすぐにこれら6冊を買おうと考えている。2020年最初の買物である。

上田閑照先生の場合、著作集がその著作の最終版ではない。だから加筆されているところを読んでみることも楽しいのである。上田閑照先生の著作を読む面白さがここにあるのである。
7 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する