前回の続き。
突発の事情により、我が家の Audio 機器の Layout は全面的に見直すことになったついでに、AD Player の2台にも動きがあった。
ところが…?
某 Auction にて落札した KENWOOD “KP-1100” はまさかの不具合品…?
出品者側と交渉の結果、これを入札開始額まで「値引する」ことで交渉が成立したまでは前回の日記に記したとおり。
既存(1台目)の “KP-1100” より音が良かった、でも不具合ありという2台目の “KP-1100” をさて、どうする?
では、まさかの低価格で手に入れた「2台目」の不具合を自分で治しちゃいましょう。
不具合が発生しているのは、赤い矢印で記した Arm Base のここ!
では、その Cover を外してみよう。
そう!
以前の日記にも記した、この部分である。
TRIO(KENWOOD)製の AD Player は、Tone Arm の Auto Lift Up を一番最初に採用した “KP-700” から、その基本的な構造は最終機の “KP-1100” に至っても「そのまんま…」なのである。
なので TRIO 製の AD Player の構造を熟知していれば…?
その不具合への対処方法も「あぁ〜、ここねぇ〜」ですぐに辿り着く、という訳だ。
必要な処置を施したついでに、更なる「音質 Up」への処置も施したのは言うまでも無い。
しかし、こういう作業は全て「自己責任」なのは当たり前のこと。
だから、良い子は真似しない!
先程の Cover も、音質 Up の防振対策は欠かさずで、はいっ、このとおりに…。
イイね、イイねぇ〜。
内部全体の清掃も完璧!
では、完治したのかを確認してみよう。
動作確認の結果は(当然に?)OK!
イイね、イイねぇ〜。
しかも、だよ…?
前述の不具合を訴えたらばなんと「入札開始額」まで値下げという想定外の激安で、この極上なのをまんまと手に入れちゃったんだぜい…?
イイね、イイねぇ〜。
物理的に壊れていない限り、努力すれば自分で治せる。
やっぱりね、人間ってぇ〜のは努力してみるもんだよ…。
で、その努力はきっと必ず報われる! …のである。
‘85年に発売されたこの KENWOOD “KP-1100” も素晴らしい AD Player だけれど…?
当時の定価は ¥99,800 という、普及価格帯の「B級 Audio 製品」である。
でも、我が教祖様は「これでイイんだよ!」と大絶賛された Ultra High C.P. の AD Player がこれなのだ。
そう!
イイものはイイ!
これからも末永く私の相棒であり続けて欲しいぞよ。
一方、DENON “DP-900M�供� 向けに購入したのが、これっ!
赤い矢印で記したその本体の Size は、こんなにも小さい。
これはいったい「何をしてくれる?」のかと言うと、これも Tone Arm を Auto Lift Up してくれる冶具なのである。
前述の KENWOOD “KP-1100” には Auto Lift Up 機能が標準装備されているけれど…?
完全な Manual(操作)の AD Player である DENON “DP-900M�供� に、そのような「自動で…」の機能が一切ないのは当然のこと。
で「困った…」のだよ。
それは私が歳をとってしまったせいなのか…?(泣)
大好きな Jazz を聴いているとだよ、その心地良さで睡魔に襲われる事もしばしば…。
すると、AD の内周 End をなぞり続けた針先の寿命は一気に短くなってしまう運命にある。
摩耗してしまった針の交換費用が安くないのは AD 好きにとって「大きな懸案事項」であり、だから Auto Lift Up という画期的な機構を備えた AD Player が存在する程なのだ。
で、完全に Manual(操作)の “DP-900M�供� にも、Tone Arm を Auto Lift Up させる機能を「追加」させるべく、これを仕入れた次第である。
あれこれと試行錯誤を繰り返した結果、付属の Spacer は使わずで「この位置」に取り付けが決定!
赤い矢印で記した、黄色い小さな Ball が先端の Lever に Tone Arm が触れると…?
青い矢印で記した、黒い Lifter が上昇する事で Tone Arm が持ち上がる!
…という品物である。
では、試してみよう。
さぁ〜、いよいよ片面で最後の曲の終わり頃になったぞ… !?
最後の曲を終え、Tone Arm が一気に内周側へ移動し始めると…?
このとおりで Tone Arm は具合良く Auto Lift Up である。
ん〜〜〜。
イイね、イイねぇ〜。
これで使い勝手も大幅に向上しちゃった我が家の “DP-900M�供� なのであった。
Jazz を聴きながら睡魔に襲われても、もう安心…?
更には、これっ…!
その厚みは 1.0mm という Rubber(ゴム)Sheet を丸く Cut!
この大きさでそれぞれ4枚を準備する。
何に使うのかと言えば、我が家の AD Player の足に「座布団を…」のようなもの!
要は「滑り止め」である。
出来るものならば厚みは 0.5mm のものが欲しかったのだけれど、近所の D.I.Y. なお店ではこの 1.0mm が最下限だったので、甘んじてこれを受け入れた格好だ。
“KP-1100” と “DP-900M�供� の足(4ヶ所)に、その 1.0mm 厚の座布団を敷く。
これ…、ある意味では結構に「勇気が必要」な行為である。
何故ならば…
妙な知識だけは豊富
でも「やった事がない」だらけの経験不足
世間での「王道」から少しでも外れたそれは完全否定
…な Audio 評論家(気取り)な連中からすれば、これはもう邪道の中の邪道な行為、と非難されてしまうのである。
しかし、我が教祖様だけは違った。
”KP-1100” に関しては、この行為を「推奨」しておられたのだ。
我が家の “KP-1100” でも、その効果は絶大!
まるで、本体重量が猛烈に増えたかのような怒涛の安定感…。
厚み 1.0mm の Rubber Sheet を1枚、足の下に敷いただけなのに…?
SN 比の向上は勿論、低域の伸びと Speed 感はもう「ほんまに…?」なくらいに向上させてくれたのだよ。
ん〜〜〜。
素晴らしい〜!
でだ、もしかしたらば “DP-900M�供� にもこれって有効だったりして…?
試してみたらば、これも我が家では大正解だったわさ!
ん〜。
何事も「やってみなけりゃ〜判らない」なそれを実感させられた出来事だった。
そう、何事も経験である。
それをやってみて「良かった」であろうと「駄目だった」であろうと、それは自分の経験値を上げ、後に強い判断力をも司る「知識・知的な財産」になるんだと…。
私はそう思う。
とにかく Straight で実直、High Speed で Dynamic な KENWOOD の “KP-1100” という1台。
そんな “KP-1100” とは間逆なくらいに「Mild だろ?」で大らかな DENON の “DP-900M�供� という1台。
そんな相反する2台体制での「音の入口」が我が家にはある。
これって本当に幸せな事だよ。
加えて「音の出口」である Speaker System も同様だ。
核となる Amplifier は1台だけであろうとも、その入口と出口とでの組み合わせ次第で「おぉ〜〜〜っ !?」な程に楽しませてくれる。
だから、Audio って〜のは凄く面白く、凄く楽しいのだよ。
例えそれが「B級…」であっても、毎日が楽しいのだよ。
‘99年に発売された DENON “DP-900M�供� だって…。
その定価は ¥105,000 という普及価格帯の「B級 Audio 製品」である。
その価格が何十万、何百万、何千万円でも無い「B級…」なそれであろうとも、この私を存分に楽しませてくれる。
創意工夫と努力の積み重ね次第では、下手な高価格帯のそれをも上回る音を奏でる可能性も秘めている!
だから、頑張れちゃう !?
Audio 弄り、Audio 遊びという娯楽は、この私が死ぬまで「生涯の趣味」として続くであろうよ。
時に苦しみ、時に感激なんぞを永遠に繰り返しながら、大好きな音楽を楽しみ続けるであろう。
ところで、こんな手頃の Size の Rack も購入してみた。
休眠中の AD Player の保管場所も必要になったので、こんな感じに…。
その下段にあるのは TRIO “KP-700” で、中段にあるのが1台目だった KENWOOD “KP-1100” だ。
近い将来、DENON “DP-900M�供� の予備機も購入し、”KP-700” は里子に出すつもりでいる。
Cartridge Keeper や Disk Stabilizer が置いてある上段は、AD の内袋を置くのにも重宝している。
この Rack も有ると無いとでは大違いの便利さ。
イイね、イイねぇ〜。
さて、肝心なのは「音」である。
全ての Layout を全面的に見直してしまったらば…?
驚いた。
我が家の Speaker System からの音は「うわっ… !?」なくらいに変わってしまったのだ。
写真は “AV-90” での計測結果なのだが、正直に驚いたよ。
50Hz での Level が妙に上昇している。
それに引っ張られた格好なのか、以前の Layout では 63〜80Hz が凹んでいたそれが綺麗に解消されていた。
その凹みが低音の量感不足を招いていたので Active Sub Woofer を追加したのも以前の日記に記したとおり…。
けれども、これならばもう Sub Woofer は不要じゃんっ !!
もうどうよ、この特性は…?
こんなにも Wide で Flat な特性なのに、Main Unit は直径 12cm の Full Range が一発だけなんだぜ…?
その低域の特性は、まるで直径 30cm Class 以上の Woofer かのよう…。
Hearing での結果も抜群だったよ。
直径 12cm の Full Range を一発だけなのに、こんなにも音楽性豊かに聴かせてくれる。
点音源が故に、素晴らしい Focus の音像と、奥行きのある音場感…。
Drums も Contrabass も凄く Real に聴かせてくれる。
Vocal も Piano も Trumpet も、直径が 12cm の Full Range を一発だけとは信じられない見事な鳴りっぷりである。
イイね、イイねぇ〜。
JBL の “L56” はこのような結果になった。
ここでも 50Hz での Level が妙に上昇している。
おそらくはこの Layout での定在波の影響であろうと推察する。
それにしてもどうよ、この特性は…?
まるで「高額で高級な大型の Speaker System」のそれだぞ、おいっ…?
前述の “AV-90” と比べ、低域の伸びは「うわっ… !?」なくらいに凄い。
まるで直径は 38cm もある Woofer かのような、それ…。
しかも見事なまでに Wide で Flat な特性だ。
Hearing での結果は「相変わらずやなぁ〜」なところも…。
そう、つまりは「鈍臭い」ところも相変わらずだったりする。
でも、これはこれでイイのだよ。
これぞ正しく「古き良き JBL Sound!」なそれ、そのもの。
写真の特性は JBL の Professional Studio Monitor “4343” にそっくり…。
でも、間違いなく “4343” より音楽性が豊かなところが素晴らしい。
ん〜〜〜。
イイね、イイねぇ〜。
そして、例の「突発の事情」で我が家に復活した BH の “D-37” はこのような結果になった。
“AV-90” や “L56” と比べると、中域では 10dB も Level が高いという「高能率」ぶりが凄い!
圧倒的な High Speed による瞬発力で、一切の「うやもや感」を排除した Real Sound がとにかく凄い!
が、しかし…?
懸念されていた不安が、案の定の如くで露呈されてしまった格好だ。
圧倒的に低音不足! …なのである。
この “D-37” という BH に組み合わされる Unit は…
強力仕様の FE168 Super を想定
標準仕様の FE168Σ でも可
…というのが我が教祖様の設計である。
ところが、組み合わせたのは FE168 Super より更に強力な 6N FE168 SS である。
なので当然に「低音不足」になってしまうのは想定の範囲だったけれど…。
定在波の影響と思われる 50Hz の Peak が無かったらば、125Hz 以下はダラ下がりの特性になっていたであろう。
低音不足どころか、圧倒的に低音不足! …なのであった。
でも、中低域、中域、高域のどれも凄く Real で猛烈に素晴らしい!
本当に素晴らしいのだよ。
ならば、この低音不足をどうする…?
当初は “AV-90” 用だった Active Sub Woofer を “D-37” 向けに転用し、Cut & Try な調整の日々が続いた。
以前の Layout では逆相接続で好結果を得たが、今回の Layout では正相接続でないと「お話になりません」という環境の変わりようである。
そんなこんなの「あ〜じゃね〜、こうじゃね〜」な日々が続いたが、漸くに写真のような結果を得るに至った。
あの Active Sub Woofer を “D-37” に使うにあたって懸念されたのが、Speed 感の不一致である。
完璧ですっ!
…とまでは行かなかったものの、大声で不満を叫ぶようなものでもない。
嬉しい誤算の「想定外」で、意外にも Speed 不足を感じなかったのだ。
完璧ではないけれど、充分に許容の範囲内、という奴である。
Hearing での結果はもうズバドドドーンな長岡式 BH Sound のそれ、そのもの!
写真の特性では「低音を出し過ぎ?」に見えてしまうのだけれど、聴感上では逆で「もっと出してもイイのでは…?」というくらい、”D-37” の音は Powerful だった。
High Speed で一切の「うやもや感」を排除した Real な音がとにかく凄い!
しかも…?
Source によっては “AV-90” よりも Sharp でくっきりな音像群、前後左右はもちろん上下でも広大な音場感に圧倒されてしまう。
凄い!
本当に凄い!
Layout を全面的に見直してまで BH を復活させた甲斐があったぞ。
まだまだ調整が必要なところは多々あるものの、短期間でここまで鳴ってくれるようになったのは嬉しい。
ん〜〜〜。
イイね、イイねぇ〜。
我が家の BH “D-37” の本領発揮はまだまだこれから…。
今後が増々楽しみになって来たぞ。
あぁ〜。
今の思いはこの日記のお題のとおりである。
それが「B級な…」であろうとも、遂にここまで来た…。
私が追い求めてきた、どこまでも HiFi で Real な音の世界…。
その理想に限りなく近付いて来たよなぁ〜。
ん〜〜〜。
イイね、イイねぇ〜。
まだまだ「やるべきこと」に「やりたいこと」も山積の状態にあるけれど、その方向性が明確になったのも大収穫である。
あと、もうちょっとだよ。
自信を持ってここへ友人をご招待できる日まで、あともうちょっとだ。
私の Audio 人生、40年以上の集大成 !?
身分相応の「B級な…」だけれども、この素晴らしい音を友人の方々も全身で体感して欲しい。
そう、我が家の Audio は耳だけではなく全身で聴く System なのだから…。
頭から熱い Shower を浴びるかのように、全身で Jazz を聴く!
これ、快感だぜい !?
よしっ!
これからも大いに働き、大いに遊ぼうぞ!
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