mixiユーザー(id:8426595)

2019年07月22日13:42

348 view

Ichiro’s Malt って、おいくらなの…?

お題の件、周囲の方々から質問されることが多い昨今である。
その定価(Maker 側の希望小売価格)と実勢価格(Net. での通販や Auction)とでは大きな隔たりがあるのも事実で、皆さん、私の購入価格が気になるご様子…? 
 
さて、その Ichiro’s Malt とは…? 
東亜酒造(埼玉県羽生市)の創業者の孫である「肥土伊知郎」さんが、埼玉県秩父市で創業した「ベンチャーウイスキー」製の Pure Malt Whisky 、それの総称である。
その誕生は苦難に苦難の連続だったのは有名な話。
東亜酒造の経営危機により、羽生蒸留所の原酒(Whisky)は全て売却されてしまう。
ところが、その売却先も Whisky 事業から撤退することに…。
羽生蒸留所の原酒は、期限付きで引き取り手が見つからければ全て廃棄処分されることが決定した。
すると…? 
お爺ちゃんが造った原酒は、何が何でも守らなければ! …と立ち上がったのが伊知郎さんだった。
期限までに多額の資金集めと、原酒を保管する場所も同時に探すという猛烈な困難を乗り越え、彼は遂に羽生蒸留所の原酒を確保に成功する。
原酒の保管場所を提供した福島県郡山市の「笹の川酒造」さんからの絶大な協力を得て、彼は ’04年に Ichiro’s Malt を遂に商品化してみせた。
しかし、知名度 Zero の Ichiro’s Malt は苦戦を強いられ、苦しい経営が続いた。
どういう経緯だったのだろうか、1本の Ichiro’s Malt が英国の London に渡った。
誰も知らない日本製の Whisky が、あの WWA(WORLD WHISKIES AWARDS)で品評されると、なんといきなり GOLD(最高賞)の評価を得てしまったのだ。
それは無名な Ichiro’s Malt が「世界に認められた」瞬間だった。
彼が必死で守り抜いた羽生の原酒と彼の Vatting Sense は、世界中の Whisky 好きから注目を集めることになる。
そんな羽生の原酒のみを Vatted の Ichiro’s Malt の中でも、あの Card Series はもう「伝説級」であって、現在は1本が30万円以上で取り引きされている程である。
’07年に秩父蒸留所が完成し、現在は秩父の原酒を Key Malt に展開している。
 
Ichiro’s Malt は何処で買うの…? 
私の場合は「ベンチャーウイスキー」の地元である秩父まで自ら出向き、その秩父で Ichiro’s Malt を正規販売する酒屋さんで購入している。
正規取扱店なのだから当然に定価での販売であり、大変に希少な限定品も含め、これまで Ichiro’s Malt の全ては定価で購入してきた。
ただし「秩父へ行けばいつでも買える」ようなものではない。
この近年、秩父の酒屋さんでさえ入荷するのは月に一度、有るか無いのか…。
入荷したとしても「今回は◯◯が3本だけ…」という程度である。
事前に「ベンチャーウイスキー」からの予告も無い。
いつ、何が、何本入荷するのかも分からないのに…?
宛も無いそれを目当てに、秩父へ通うのである。
私のような Ichiro’s Malt Fan のみならず、転売目的の奴らも大変に多い。
転売目的の奴らの手に Ichiro’s Malt を渡してなるものか! 
これも、この私が秩父へ通い続ける理由のひとつなのである。
 
Ichiro’s Malt って、何種類あるの…? 
Pure Malt Whisky では3種類、Malt & Grain の Blended Whisky は1種類が Regular で展開されている。
それに加え、数量限定の特別な Ichiro’s Malt がこれまでに何種類も販売されてきたので「凄く種類が多い」ように思われる方が少なくないようだ。
その限定品は、転売目的で買った奴らがすぐさま「ボッタクリ価格」で売りに出すのも通例状態で問題視されている。
 
Ichiro’s Malt って、おいくらなの…? 
漸くに本題の話なのだが…
 定価:正規取扱店での価格(税込:8%消費税込みの価格)
 最安値:Yahoo Shopping にて「最安値」検索で挙がった価格の全て 
…で表記すると、次のようになる。
 

フォト

Ichiro’s Malt M.W.R.(Mizunara Wood Reserve)
 定価:¥6,480(税込)
 最安値:¥13,280(税込, 送料別)〜 ¥19,603(税込, 送料無料)
 
Ichiro’s Malt の中でも基本中の基本と言ったらば、この M.W.R. であろう。
肥土伊知郎さん自ら北海道へ足を運んで厳選したミズナラ材。
それを秩父で樽にして、その樽で熟成させた Pure Malt Whisky が M.W.R. である。
他のと比べて出荷される頻度がやや多いとあってか、その最安値も他のと比べてやや安め…。
それでも、最安値は定価の2倍以上もするのだから、いかに入手困難なのかが伺い知れるであろう。
 

フォト

Ichiro’s Malt W.W.R.(Wine Wood Reserve)
 定価:¥6,480(税込)
 最安値:¥15,000(税込, 送料別)〜 ¥18,360(税込, 送料別)
 
Regular な Ichiro’s Malt の中でも「一番人気」と思われるのがこれだ。
赤い Wine の古樽で Finish させるので、その名も W.W.R. である。
Wine 樽へ移し替える機械が故障した際、およそ2年間は W.W.R. が出荷されなかったのだが、その時は1本が定価の10倍もする ¥64.800 でも売れたというのだから、いやはや、驚いちゃったわさ…。
 

フォト

Ichiro’s Malt D.D.(Double Distilleries)
 定価:¥6,480(税込)
 最安値:¥18,800(税込, 送料別)〜 ¥21,800(税込, 送料別)
 
Regular な Ichiro’s Malt の中でも「そろそろ、ヤバイんじゃない?」と心配なのがこれだ。
秩父の Young Malt と、羽生の Vintage Malt を Vatted という、ふたつの蒸留所の原酒だからその名も D.D. である。
爽やかな秩父の Malt に、重く濃厚な羽生の Malt とが見事に調合されたその味わいはもう、大大大好き! 
言い方を変えれば、私にとって「伊知郎さんのお爺ちゃんが造った Malt」を楽しめる、今、唯一の手段がこれなのだよ。
イイね、イイねぇ〜。
しかし、羽生の原酒は数に限りがある。
なので「もうそろそろ、ヤバイんじゃない?」と心配なのだ。
先日の秩父で Get it の2本を加えると、未開栓の D.D. の在庫はこれでやっと19本になったけれど…? 
あぁ〜。
目標の30本まで、その道のりは遠く、そして険しい…。
以前は年に10本は買えたもんだから「3本増えたら1本は開ける」で呑んじゃった自分を悔やむ昨今である。
 

フォト

Ichiro’s Malt & Grain(俗称:White Label)
 定価:¥3,780(税込)
 最安値:¥3,599(税込, 送料別)〜 ¥3,780(税込, 送料別)
 
秩父だったらば、何処の正規店でも間違いなく在庫するまで出荷数が増えた Blended Whisky の Ichiro’s Malt & Grain である。
合わせる Grain 原酒は英国、米国、Canada から輸入されたもの、とのこと。
で、これはいつぞやから驚く程に美味しくなった。
勿論、出た当初から美味しかったのだけれど、それに磨きが掛かったのだ。
その Timing は Premium(俗称:Black Label)が廃番になった以降のように記憶している。
更に美味しくなったのは良いのだが、近年は若干のバラつきも感じられる。
合わせた Grain の違いが出ているのだろうか…? 
悪い意味ではなく、良い意味での「変化の波」で面白味を感じる私である。
 

フォト

Ichiro’s Malt & Grain Premium(俗称:Black Label)
 定価:¥5,194(税込)
 最安値:不明(もう完全に流通していない?)
 
かつて存在した黒い Label で Blended Whisky の Premium が、これっ! 
白よりもちょいと高級な黒が過去に存在したのだ。
今となっては猛烈な希少性とあって、Net. に出て来ると凄いお値段になってしまう可能性は大! …かも? 
 

フォト

Ichiro’s Malt & Grain Limited Edition(俗称:Blue Label)
 定価:¥9,720(税込)
 最安値:¥14,798(税込, 送料別)〜 ¥22,980(税込, 送料無料)
 
昨年に初めて Release された数量限定の青い Label の Blended Whisky がこれだ。
私は運良く2本を Get it に成功。
今年も 2019 Model が先日に数量限定で販売され、あっと言う間に完売となった。
Regular の白とはもう、全くの別物。
Peated な Malt 原酒も含み、香りも味わいも複雑で重厚なところを楽しませてくれる。
 

フォト

Ichiro’s Malt & Grain Limited Edition(俗称:木箱入り)
 定価:知らない
 参考価格:¥300,000 前後
 
参考までに、某大手百貨店でのみ500本限定で販売された黒い Label の Blended Whisky が、これっ! 
しかも、木箱入りと来た。
Net. で検索すると、現在のお値段はなんと30万円前後である。
私には30万円も出して買う値打は無いが、LOTO 7 で1等でも当たれば話は別になるのかも…? 
もうこの価格帯ともなると富裕層の Collectors Item であろうよ。
数量限定で希少性の高いものは、時間の経過とともに取引価格はじわじわと上昇し、気が付けば「とんでもねぇ〜」の高額に至るのも少なくない。
前述のとおりで、Ichiro’s Malt の “Card Series” はどれも1本が30万円前後にまで値上がっており、それが “JOKER” だったらば1本は100万円以上で取り引きされている! 
…という昨今である。
 
Net. での酒屋さんの仕入先が「転売目的な奴ら」からのも少なくないのは誰でも簡単に想像がつくであろう。
伊知郎さんがどん底の状態から苦労に苦労を重ね、並ならぬ努力の数々で実を結んだ Ichiro’s Malt を「転売目的」にするとは、言語道断 !! 
そんな奴らの手に Ichiro’s Malt を渡してはならんのだよ。
とにかく Ichiro’s Malt の D.D. だけは私が買って、転売を阻止させる所存! 
私が普段呑みの Whisky と比べたらば、税別で ¥6,000 もする D.D. は大変に高級品だ。
あと十数年もすれば、私は年金生活者になる。
年金生活者にとって、1本が ¥6,000 もする Whisky だぁ〜なんて「夢のまた夢…」な存在になってしまうのは明白のこと。
だから! …なのだよ。
心も豊かな老後を迎える為にも、とにかく、今を頑張る。
私が転売を阻止した D.D. の数々は、私自身の老後の「お楽しみ」のひとつとして蓄えられるのだ。
だから、今は頑張る。
力の限り、今を頑張り続けるのだよ。
 

フォト

Whisky Rack にはどんな Whisky があるの…? 
普段はどんな Whisky を呑んでるの…? 
これも周囲の方々から質問されることが多いのだけれど、私の話や日記を切っ掛けに「Whisky に興味を持った」という方も少なくないのは嬉しいことである。
近年は安くても凄く美味しい Whisky が少なくないので、興味を持たれた方は、とにかく色々な銘柄で「香りと味わいの違い」を楽しんで欲しいと思う。
色々と試すうちに「おぉ !?」なのと出会える筈…。
そう、何事も経験である。
Tasting という経験を積み重ねることで、その経験値は自分の頭脳の中で財産となるのだから…。
自動車運転免許を取得して、いきなり Super Car や超高級車を運転しても、その本当の素晴らしさが解らないのと同じ。
最初は安くて小さな車でイイのだよ。
普及価格帯の底辺を知ってこそ、それより上級な車が上級である理由、そして「味わい」的なところも感じ取れるようになる。
Whisky にしても同じ。
安くて結構! 
とにかく色々な銘柄で、その「香りと味わいの違い」を自分なりに楽しんで欲しいと私は思うのである。
 
さて、私の普段呑みは “BLACK NIKKA Clear” という安い Whisky である。
しかも 2.7ℓ入りの巨大な PET Bottle の奴! 
Partner が言うに「我が家では、この 2.7ℓ入りが5日で終わる」んだそうな…。
私のみならず、彼女も呑んでますからねぇ〜。
それにしても、あの 2.7ℓ入りが1週間も保たないだぁ〜なんて…? 
アホだ。
いや、アホ過ぎる…? 
 
続いて我が家の Whisky Rack の現状はというと…? 
そもそも、昨年のお盆過ぎに勢い任せ(?)で設けてしまった Wine Cellar と Whisky Rack のそれ…。
 
過去の日記:勢い任せでやっちゃったらば…? 
http://open.mixi.jp/user/8426595/diary/1968330334
 
あれからもうすぐ1年が経過しようとしている現在は写真のとおりで、Dining Room に復活した(奥様専用)Audio 機器に取り囲まれちゃっている。
 

フォト

可愛い Mini Bottle の数々も、ここに…。
 

フォト

もう入手するのは「かなり困難」や「おそらく不可能」といった生産終了の Mini Bottle もちらほら…。
イイね、イイねぇ〜。
 

フォト

宮ちゃんに教えてもらった「超ぉ〜〜〜っ!」が付くほどに「怪しい Japanese Whisky」のこれも、そろそろ Finish を迎えそうである。
 

フォト

Pure Malt や Single Malt Whisky の棚。
MARS の「駒ケ岳 10y」も製造中止の状態で、現在も入手は不可能に近いであろう。
 

フォト

SUNTORY の「白州 12y」も製造中止の状態なのは周知のとおり。
MARS の「駒ケ岳」の数量限定品で「Nature of 信州」Series の第3段だった「信濃蒲公英」も、今から入手するとあらば「かなり困難」であろうよ。
 

フォト

Blended Whisky とその他の棚。
Ichiro’s Malt & Grain の「白」の右隣にあるのが、数量限定の「青」である。
Regular な「白」と比べると、この「青」は原酒が数段階も「格上」なのが呑めばすぐに判る。
その呑み比べもまた楽しい。
 

フォト

福島県郡山市の「笹の川酒造」さんからの絶大な協力が無かったらば、この世に Ichiro’s Malt は存在しなかった。
そんな「笹の川酒造」さんには感謝の気持ちで「山桜」も愛飲している私である。
黒い Label が Regular な「山桜」で、左隣の Pink Label はちょいと入手困難な「山桜 55」だ。
 
一方、奥側の右端にあるのが、やっとの思いで手に入れた1本。
私が若かった頃、あの「ロック喫茶 ホームタウン」で慣れ親しんだ Bourbon Whisky “KENTUCKY COLONEL” だ。
これは「お宝」だよ。
 
以上が我が家の Whisky Rack の現況。
普段は 2.7ℓ入りの巨大な “BLACK NIKKA Clear” だけれど、たまには、その日その時の気分次第でこの Whisky Rack に手を伸ばす。
…という感じである。
どれも個性的で、呑み比べるのは本当に楽しい。
これぞ大人でないと楽しめない、大人の遊びなのである。
なんせ普段が 2.7ℓ入りの巨大な奴なだけに、どれを選んでも、ニヤリとほくそ笑んでしまう私なのであった。
 
さて今年はあと何本、Ichiro’s Malt の D.D. を手に入れられるのだろうか…? 
転売を阻止し、自分の Collection を増強の為にも頑張らなくちゃ…、なっ! 
 
よしっ! 
これからも大いに働き、大いに遊ぼうぞ!
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年07月>
日 月 火 水 木 金 土
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031