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2019年06月15日23:36

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書きかけの盗作。

自称魔道師のメグミリアと共に、飯屋メシヤで聞き込んだ故買屋のところへ行こう、とスラム街へ入ったのは、午後5時半頃、日没の一時間ほど前。
日が暮れてから繁華街へ出勤して、ポン引き、売春、スリ、などに従事する連中が起き出した頃。屋内や共同炊事洗濯洗面所に屯する胡散臭い連中に、胡散臭い連中だと見られているのを感じながら、スラム街の奥へ進む。

メグミリアの、魔道師の帽子とマントと、防弾防刄ヘルメットを被った俺を警戒したのか、俺たちに罵声を浴びせたり、俺たちの前に立ち塞がったり
する奴はいない。すると、奥の方から、黒ずくめの服装の、背が高めの女性が歩いて来た。
ほんの5〜6メートルまで近づくと、年齢二十代後半、黒髪、黒い瞳の、色白の美人だと判ったが、同時に殺気、禍々しい雰囲気、血の匂い、の類いを感じた。

思わず立ち止まり、ショルダーバッグの中に入れてあった、45口径30連発のイングラムM10マシンピストルを、すぐ撃てるようにした。
メグミリアも、立ち止まり、黒衣の色白美人に対して言った。
「あなた、私が盗まれた物を持っていますね?返してください!」
黒衣の色白美人も立ち止まり、何か言おうとした。
すると、彼女の後ろから、複数の少女の声が聞こえて来た。
「畜生、待ちやがれーっ」
「おーい、みんな、その女、人殺しだ!捕まえてくれ!その女、あたしたちの妹を殺しやがったんだ!」
その声を聞いて、周辺のバラックの中から、スラム街の住人が、十人、二十人、三十人、とゾロゾロ出て来る。
俺は、ショルダーバッグから45口径30連発のイングラムM10を取りだし、銃口を黒衣の美女に向けた。
この至近距離で強力な45口径弾を食らった人間は、弾丸が手足に当たれば手足がもげ、胴体に当たれば拳骨が入るほどの大穴が開く。その弾丸を1秒に15発、30発を2秒で発射できる。
全長わずか30�僂曚匹療竿沈縦省�体イングラムM10が、そんな恐ろしい殺人兵器だと言うことを黒衣の美女は知るよしもない。

そこへ、後ろから、二人の少女が走って来て、黒衣の美女の後方5〜6メートルで立ち止まった。二人とも身長は140�兮罅�年齢は十ニ歳前後、濃い緑色の、Tシャツと短パンのような衣服を身に付け、スニーカーのような靴を履いている。むき出しの四肢と顔は小麦色に日焼けし、茶色い髪は短い。双子か?顔立ちは、そっくりだ。二人とも、手に短剣を握っていた。

「火と水と風の神々よ、忠実なるしもべたる我に力を貸したまえ」
メグミリアも魔力発動の呪文を唱え始めた。
黒衣の美女は、絶体絶命のピンチだ。
すると、彼女は、着ていた、薄地の黒いマントを脱ぎ棄てた。マントの下にはビキニの水着のような黒いブラジャーとパンツしか身に付けていない。おっぱいも大きく、ウェストも引き締まった色白の肉体に目を奪われる。しかし、その両手には、刄の部分の全長45�僂曚鼻�刄が三日月のように湾曲した刀が握られている。
色白美女は、俺たちを見て、微笑んで言った。
「あ〜ら、久々に、私を楽しませてくれる、殺しがいがありそうな獲物に出会っちゃったみたい。嬉しいわ」

色白美女からは、恐怖、焦り、の類いの感情は、全く感じられなかった。本当に、歓喜にうち震えている。性的興奮も感じているようだ。
「何だ?この女」と思ったら、スラム街の住人たちの中から、叫び声が。
「ヤバイ!あの女、スペードクィーンだぞ!」
「あの、凄腕の殺し屋、スペードクィーンだ!」
「無慈悲な夜の女王、スペードクィーンか!?」
「百人殺しのスペードクィーンか!?」
「そうだ!ヤバイぞ!みんな、関わり合いになるな!」
有象無象どもが、恐慌に陥った。
それを聞いて俺は少し安心した。これで躊躇なく、この女を撃てる。

続く




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