mixiユーザー(id:21183267)

2019年02月01日00:08

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現金を銀行に預けるの意味


事実A:我々が使用している
    一万円札などの現金紙幣は、
    日本銀行の借用証書である

事実B:銀行は貸し出しの際に、
    銀行預金というおカネを発行している


上記を理解した上で、

事実C:我々が現金を銀行に預ける際、実は
    「日本銀行の借り入れ=借用証書を銀行が受け取り、
     銀行預金というおカネを発行している」という事実を導き出せるか?

普通の人には、まず無理なのです。

理由は、三つあり、
まずは普通の国民は現金紙幣について

「それ自体が純資産的に
一方的に価値を持つおカネ」
であると認識してしまっていること。

二つ目は、
現金紙幣を銀行に「預ける」ことが、
実は借用証書を差し入れるのと
イコールであると認識できないこと。

三つ目は、
我々は「銀行の貸し出し」について、
借り入れる本人「のみ」が
借用証書を提出すると認識してしまうこと。
になります。

というわけで、

銀行は貸し出しの際に
銀行預金を発行できるのかも知れない。

だが、例外もある。
我々が現金紙幣を預けたときも、
銀行は預金を発行しているではないか」

といった反論が成立してしまうのです。

実際には、
現金紙幣が「日銀の借用証書」である以上、
反論になっていないのですが、

真実を理解するためには、
様々な「ハードル」があることが理解できます。

ところで、「日本国債の発行が、
民間(家計・企業)の預金を生成している」ことは事実です。

97年のデフレ化以降の日本で、
政府が国債発行を増やさなかった場合、
(不十分ですが、一応、増やしていた)
家計や企業の預金は拡大しようがありませんでした。

何しろ、預金とは
「誰かが銀行からおカネを借りる」こと無しでは、
この世に生まれようがないおカネなのです。

もっとも、
政府が国債発行で借りるおカネは
日銀当座預金であり、
銀行預金ではありません。

それにも関わらず、
なぜ国債発行で「銀行預金」が増えるのか。

政府がおカネを借り、
借りた日銀当座預金を担保に
政府小切手で支出し、

支払いを受けた企業が
政府小切手という「政府の借用証書」を
銀行に持ち込むためです。

銀行は政府小切手を受け取り、
「政府の借り入れ」の際に
預金というおカネを発行します。

銀行が発行した預金というおカネは、
企業経由で家計の預金口座に移り、
そこで「貯まっていく」わけでございます。

おカネは債務と債権の記録である。

各々のプロセス、
「いかなるおカネ」が「いかに動き」
「いかに創出され、消滅するのか」を理解して初めて、

「政府が国債を発行すればするほど、
家計(あるいは企業)の預金が増える」
プロセスについて
「完璧」に理解することが可能になるのです。
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