日本の携帯電話料金はもともと高額ではなかった。
高額だったのは端末だった。スマホに変わるまでは。
iphoneには
流通させる代わりに一定数の在庫を履けさせて上納金を
納めろという条件がある。
ソフトバンクがこの不平等条約に調印してから
三大キャリアが同様の条約を調印せざるを得ないほど、
iphoneには人気があった。
それがどういうことかというと、端末販売では稼げなくなり、
キャリアは土管屋に徹するしかない。
iphoneの上納金の縛りが上がれば、当然苦しくなる。
iphoneがいくら売れても日本にはお金が落ちない。
米国中国台湾に落ちる。
ギャラクシーも韓国に変わるだけで基本産業が日本以外だから
端末の価格決定権もマージン率も日本キャリアは持たない。
それで安くしろ、といってもこの根本構造がある限りは、
iphoneのマージンがないのだから今の半額に下がるわけでない。
キャリアの社員の誰かがブラック労働に従事するか
派遣奴隷に入れ替わって料金を下げるか、ということになる。
この20年近く、下げる下げるといってキャリアの料金が
サービス追加だけで実勢価格はほとんど下がっていないのはそういうわけ。
月1万円/人もらわないとiphoneが売れないしiphone売るほどに首が締まる。
格安SIMがあの値段でやっていけるのは、端末が安く供給できるからだ。
iphoneのように端末目当てに格安SIM契約する人間はあまりいない。
結局あの時iphoneを求めてファンになった全員が、
結果的にスマホ料金を高く維持する原動力になっているのだ。
方法としてはiphoneを奴隷的に売るのをやめて、そのキャリアが料金を
引き下げれば結果的に改善するだろう。
理屈としてはそうだが、日本製スマホは技術的にイマイチの上に、
appleは当然そうさせないためにituneで
顧客情報を全部人質に取っているわけで、互換をもとめて
多くの人はiphoneキャリアに流れる。
キャリアはそれが怖くてしょうがない。
GAFAに限らずITはプラットフォームを取られたら詰み、
と私がいうのはこういうわけで、あらゆるITビジネスは
プラットフォームをいかに独占的に開発・使用するかで
ほぼ勝負が決まってしまう。
国もこの理屈があんまりわかってないか、
アメリカに文句が言えなくて訳の分からないことに
八つ当たりしているか、であるとおもう。
■スマホ料金、6割が「高い」=事業者への不信感も−野村総研調査
(時事通信社 - 10月19日 20:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5339087
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