マスオ「毛利さん、トリックがわかったって本当ですか」
毛利「もちろんです」
「コホン、、、では、いいですかな」
「この事件、犯人はカツオ君です」
「普段奥さんは、家とスーパーの往復でしか車を使っていなかった」
「しかし、事件当日、彼女はカツオ君の家に向かった」
「それが、カツオ君の罠だとも知らずに、、、」
マスオ「ど、どういうことですか」
毛利「この運転席を舐めてみてください」
マスオ「?」
毛利「奥様の死の原因がわかるはずです」
マスオは毛利に言われるまま、運転席をペロリと舐めた。
マスオ「こ、これは!?」
毛利「そう、、、コショウです」
マスオ「何でこんなところに」
毛利「事件の内容は、こうです」
「彼女はカツオ君に呼ばれて、車で出かけました」
「カツオ君の家に行くには、西に延びる道路を通らなければならない」
「時刻は夕方、西日がとても眩しかったはずだ」
「しかし、車にサングラスはなかった。カツオ君が故意になくしたからです」
「彼女はどうしたのか?」
「この車を見ればわかるとおり、彼女は運転席のカーバイザーを下ろしている」
「上に、コショウが隠されているとも知らずにね」
「日差しが眩しくてカーバイザーを下ろすと、コショウが落下し、彼女は大きなクシャミをした」
「その勢いでアクセルを踏み込み、彼女の車は崖から転落したのです」
マスオ「そ、そんな、、、。やはり妻は殺されたのか」
毛利「映像を見ると、カーブ手前で加速していましたからね。加速するには自分で踏み込むしかない。運転席周りに何かあるという私の推理が当たりましたな」
マスオ「毛利さんありがとうございました」
おわり。
???「お兄ちゃんが逮捕されたわ。これで遺産は私のものね」
おわり。
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