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2017年06月09日12:29

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いずれ天皇制の次に進むときのために重要な節目でしたね

 ご意志が大事なんかではありません。大事なのは国民の意志であり、すなわち国会の議決だけです。けれども肝心の国民の意志がどうしても天皇制周辺に関しては踏み込みにくいのですよね。
 客観的に見て判断能力が失われておらず、年齢的にも退位が不自然でない今上天皇という立場の方が「意思を示す」ということが絶対に必要な条件だったと思います。すばらしいご決断だったと思います、お言葉を発せられたことは。

 いずれは今の制度をやめて次に進むタイミングも可能性としてあるでしょう。天皇制だけは永久に続くなどと考えるのは思考停止の破滅の道ですからね。検討はつねにしていいし、するべきですよね。
 いざ、というときにいきなり大きな決定をすることはむずかしいかもしれない。予行演習があれば大きな決定をする助けになるかもしれない。
 今、条件が整っている好機にちゃんとやるべき決断をしたこと、価値があると思います。今日の出来事をのちの世の中に歴史となって振り返ることがあるでしょう。そのとき、今わたしたちが感じている以上に「よいことをした」「あのタイミングが素晴らしかった」と感じられるようになるのではないでしょうか。
 私個人は、今上天皇陛下はそれくらい遠い将来のことを考えていらしただろうな、と推測しています。先例をいくつか積み重ねたあとでなら、「天皇は退位する。そして次の天皇を置くことはしない」と言っても大きすぎる衝撃にはならないかもしれない。今もしそう言っちゃったら明らかに大きすぎる衝撃ですからね。退位の先例もなしにはちょっと言えないことです。(言うのは国民ということになるのですが、ご提案はやはりほのめかす程度に「お言葉」の形としたほうがスムーズでしょう)

 次の大きな決断はおそらく国家元首の定義であろうかと思います。
 国家元首は内閣総理大臣であると法に銘記することの検討、いつかはやらなくちゃいけないことのような気がします。今の日本は国家元首を定めていませんからね。
 憲法改正が必要になるんでしょう。改正を検討するべきだと思います。今じゃなくてもいいですけれど。
 天皇制周りのことはタイミングが難しいんですよね。ぜひ、次の好機もまた見逃すことない私たちでありたいですね。

◆

退位特例法 参院本会議で成立
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4612502

 天皇陛下の退位を実現する特例法は9日午前、参院本会議で採決され、自由党を除く全党の賛成で可決、成立した。自由党は採決前に退席した。陛下の退位日は特例法の施行日。法律に時期は明記されていないが、2018年末に陛下が退位して皇太子さまが新天皇に即位し、19年元日に改元する日程が有力視されている。退位後の天皇の称号は上皇、きさきは上皇后。政府は改元や新天皇即位に関する儀式、退位後の天皇を支える組織の新設など準備を本格化する。

 採決は押しボタン式で行われ、賛成235、反対0だった。自民、民進、公明、共産、日本維新の会、社民、日本のこころ、無所属クラブ、沖縄の風の各党・各会派と無所属議員が賛成した。

 特例法は施行日を成立から3年以内と規定。施行日を政令で定める際、首相が皇室会議の意見を聴くことを義務づけた。

 特例法は第1条で退位に至る事情を説明し、陛下が83歳と高齢になられ、公的行為など「活動を続けることが困難となることを深く案じておられる」と記述。「国民は陛下のお気持ちを理解し、共感している」とした。

 退位した天皇の活動を支える組織として「上皇職」を宮内庁に設置する。皇太子さまの即位後、皇位継承順位1位になる秋篠宮さまの皇族費は、皇太子と同等になるよう現行の3倍にし、補佐する「皇嗣職」を新設する。秋篠宮さまに「皇太子」の呼称は用いない。

 天皇陛下は昨年8月、退位の意向がにじむおことばを公表した。政府は憲法4条が天皇の国政関与を禁じていることに配慮し、有識者会議を設けて議論を進め、陛下に限る特例法で対応することにした。民進党など野党は皇室典範改正による退位の制度化を主張したが、衆参両院の正副議長のもとで「退位は例外的措置だが、将来の天皇の退位の先例となり得る」との国会見解をまとめ、与野党が歩み寄った。菅義偉官房長官も特例法の国会審議の中で「将来の先例になり得る」と答弁した。

 将来も天皇が高齢になった場合、今回のような特例法を国会で成立させれば退位が可能になる。

 歴史上は約半数の天皇が退位している。陛下の退位が実現すれば、江戸時代の光格天皇以来、約200年ぶり。明治時代に天皇が終身在位制になってからは初めてになる。

 9日の参院本会議では、女性宮家の創設や安定的な皇位継承について「法施行後速やかな検討」を政府に求める付帯決議が7日の参院特別委員会で採択されたことが報告された。【野口武則、高橋恵子】

 ◇諸般の準備進める

 天皇陛下の退位を実現する特例法が成立したことを受け、宮内庁の山本信一郎長官は「天皇の退位等に関する皇室典範特例法の成立を受け、宮内庁としては、お代替わりが円滑に行われるよう、関係機関と緊密に連携しながら、諸般の準備を進め万全を期してまいります」とのコメントを出した。

◆

(超耳)

>衆参両院の正副議長のもとで「退位は例外的措置だが、将来の天皇の退位の先例となり得る」との国会見解をまとめ、与野党が歩み寄った。菅義偉官房長官も特例法の国会審議の中で「将来の先例になり得る」と答弁した。

 細かく刻んできました。一代限りの特別法であるものの、また同じような特別法を制定していい。十分な大きさの一歩だと思います。
 次の特別法のときにでも「いっそ皇室典範そのものに銘記してはいかがかしらん?」という話にすればいいし、しなくてもいい程度のことですしね。

>賛成235、反対0だった。自民、民進、公明、共産、日本維新の会、社民、(略)が賛成した。

 反対ゼロですね。
 こういう形に持っていけたこと、よかったなあ。
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