ブラック部活に限らず部活動は「生徒から非行に走るための時間を奪う」ことを目的として実施されています。運動や文化的な活動が選ばれるのは大義名分が付与しやすいからです。一石二鳥にも三鳥にもなる魔法の道具が部活動ですよね。
便利な道具ですから、とりわけ意志の弱い子らにはどんどんさせるといいのだと思います。私たちはホモ・サピエンスなんですから、ちゃんと効能を理解して使えば道具のメリットを最大に、デメリットを最小に近づけることができるはず。
でも知恵のない人も中にはいます。部活動はいいものだ、という思い込みが世の中に生まれることになりました。正しく使えばいいものであることは疑いようがありません。けれども註釈無しで振りかざすのはダメですよね。「塩分は体に不可欠だ」「適量な塩分は体にいい」は正しくても「塩分はいいものだ」を前提にしてしまうと病気の元になります。
同調圧力があるんですよね、「部活動は善」という。学校教育の中で子供時代に形成され、大人になっても疑うことが一度もないままの人もいるように見えます。なんと頭が悪いことでしょう!
そういうダメな人でも学ぶ機会があったらいいですよね。「適量な部活動は善」は正しい。「部活動は善」はバカ玉条だということ。
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■ブラック部活、遅すぎる「完全下校時間」 学校に縛り付けられる娘 「将来の選択肢を広げて」母の叫び
(ウィズニュース - 03月15日 07:02)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=220&from=diary&id=4478107
活動時間がむやみに長いブラック部活の問題。無法地帯となっていた教員の長時間勤務の是正や生徒の健康などへの配慮から、1月には国が休養日を適切に設けるよう通知を出しました。そんな中、市で統一されている完全下校時間の目安に疑問を持った兵庫県尼崎市の母親がいます。「部活動が本業」になっているという実態を取材しました。(朝日新聞編集委員・中小路徹)
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定期考査の1週間前に練習試合
「早くお風呂に入って、早くご飯を食べて、何とか宿題をこなして寝て、と追い立てられて……。家事の手伝いもできません」。40代の母親はそんな日々を嘆きます。
長女が午後7時半過ぎまで家を空ける生活が始まったのは、尼崎市立中学のある球技の部に入ってからでした。平日の帰宅が遅いだけでなく、土日祝日にも一日中練習をすることもあり、定期考査の1週間前に練習試合が入ることもあります。
週平均「1410分」
母親が昨年9月1日〜21日の活動時間を足してみると、計70.5時間を費やしていました。1週間平均1410分の計算です。
昨年末、スポーツ庁が都道府県単位で運動部活動の活動時間数を出しましたが、平均が最も長かったのは千葉県で、1週間で1121分。この部はそれを超えていたのです。
「めりはりが欠落して、読書する時間もなく、地域とのかかわりや文化的なこともできない。これで、将来必要な社会性や知識を身につけ、変わりゆく世の中の多様性を受け入れるバランス感覚が養われるでしょうか」
他市より遅い完全下校時間の目安
さらに調べると、尼崎市で統一されている完全下校時間の目安が、他市より遅いことがわかりました。
「12月と1月は午後6時半、2月〜11月は午後7時」が、尼崎市の目安。市の教育委員会は朝日新聞社の取材に「公立中の校長会で決まり、2013年度から実施されている」と説明しました。
近隣の芦屋市は「冬は午後5時、春と秋は午後5時半、夏は午後6時」と教委が完全下校時間を定めています。西宮市は校長会の申し合わせで「11月〜1月は午後5時、2月と10月は午後5時半、3月〜9月は午後6時」が目安です。
問題を起こさせないため?
尼崎市は下校時間が遅いだけでなく、日没時間への考慮も足りないと、母親は指摘します。
「痴漢被害などに巻き込まれたら、一生の傷ができ、人生台無し。日没に配慮してほしい。子供たちが問題を起こさないよう部活動で縛りつけ、学習習慣もつけさせないまま、ところてんのように押し出して卒業させたいというのが、市教委や校長会の本音なのかと思ってしまいます」
保護者アンケートの結果は…
母親は長女の小学校時のPTAのつてで、30人ほどの保護者にアンケートをとってみました。妥当な帰宅時間を聞くと、6割が「午後6時」と答え、定期考査1週間前については、全員が学習優先を希望しました。
そんな意見が多いことに後押しされ、母親は市に、完全下校時間の改善、定期テスト1週間前の活動完全禁止、公式試合以外の1日練習の禁止などを要望しています。
1997年にガイドライン
1997年に文部省(現文部科学省)は「中学校の運動部では週2日以上の休養日を設定」「土日の練習は3〜4時間以内」などのガイドラインを出しています。
兵庫県のガイドラインにも、「長時間・長期間にわたる過度な活動は、スポーツ障害の要因だけでなく、心にも疲弊をきたします」と記載され、「平日は週1日以上、土日は月2日以上はノー部活デーに」という指針があります。
部活動が中学生の本業に
ただ、こうしたガイドラインには順守義務はありません。母親は「ガイドラインを守っていない状況で何か事が起こった時には管理職の責任が重くなる、ということを明示した方がいいのではないでしょうか」と提案します。
目安とする下校時間が遅い部分は尼崎市の問題ですが、「部活動が中学生の本業とならず、子供たちが最低限の学業はこなし、将来の選択肢が広がる可能性をもって卒業できることが、公立学校の義務教育だと信じたいです」という母親の問題提起は、全国に共通するものです。
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(超耳)
>子供たちが最低限の学業はこなし
控えめなお母さまですよね。
たぶん、最低限だと後悔が残ると思います。もちろん学力のいらない将来の選択をすることが決まっているのならいいのですが、この方は選択の幅を広げたいとおっしゃっていますよね。
じゃあ、学業は最大限に近くないといけないのでは?
受験で不合格になってから「あのとき勉強しておけば」と思う人はたくさんいます。おそらく不合格になった全員が思うでしょう。
逆はあまりないんじゃないでしょうか。「あのとき勉強しておかなければ」「勉強の時間を部活動にまわしていたら」と思う人は、たぶんごく少数だと思います。
Tヨットスクール(仮名)といういささか以上に過剰な非行防止策をとっている施設があります。生徒が死亡する事件が起こったことで有名ですね。
あれば死んだから社会が動揺したのではないと私は思っています。「有効だから」動揺したのですよね? 死にさえしなければ、死ぬほどではなくても後遺症やひどい傷跡が残るような怪我さえしなければ、社会に迷惑な行為(という曖昧さを避ければ窃盗・暴行事件などの数々の犯罪)を起こさない「訓練」をほどこすことは、たいへんいいことです。せっかくの有効な手段なのに死亡事件が起こってしまった。不良(という名の、弱者の生命・安全をつねに脅かし続ける犯罪者ども)をうまく導く過程にエラーが生じてしまった。
私たちはもっと上手にTヨットスクールを運用しなければなりません。縮小版Tヨットクールが部活動なのですけれども。
現状、まだまだ下手ですよね。
非行の心配のごくごく少ない子たちにまでつきあわせる仕組みなど矛盾の最たるもの。
もっと上手に「選抜」して、「特待」することで、不良の非行を阻止できるように効率化しましょうよ。「優遇」して「賞賛」することで、ダメな人を努力の人、輝けるスターに変えることができたら素晴らしい。それを目指しましょう。
おためごかしのために大多数の善良な子たちをムダに拘束するのは愚かなことですよ。部活動最優先の教員は全員バカですよね。バカにつきあわない方法、もっと議論されて広まるといいな。
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