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2017年01月05日23:16

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映像鑑賞日誌「太陽の牙 ダグラム」全話視聴完了!

太陽の牙ダグラム、遂に全話を無事完走することが出来た。
全75話と言う長丁場だったが、途中中ダレもなく飽きずに最後まで見れたのが良かったし(敢えて難点を言えば、総集編が少し鬱陶しかったりもするが)、何よりも本作で描かれる政治ドラマも非常に見応えがあり、思想を胸に行動する登場人物達の生きざまにも胸を熱くし感動もした。
植民地の独立や、真の民主主義、貿易、自治権、政治的な駆け引きなど、数あるリアルロボット物の中でもダグラムほど政治を扱った作品はあまりないのではなかろうか?(その証拠に会議のシーンもしょっちゅう挿入される)
そう、それだけリアルに作られているのだ。

ただそのリアルさ故に結末も、誰が勝者なのかもよく解らない終わり方・・・・、いや?見方によっては勝者など誰もいなかったのかもしれないし主人公側の敗北のようにも見える。
ストーリー原案の高橋良輔によれば「主人公側は戦いには勝ったが、政治的な駆け引きで負けた」と言っていたように、結局は何も変わらなかったと言うことだ。
確かに解放軍の活躍で地球側も独立を認めざるを得ない状況になったが、それもラコックの政治的な陰謀で結局は不平等条約を結ばされる羽目になった訳だし、とてもじゃないが真の独立とは言い難い。
しかも、その政治的な駆け引きも解放軍のリーダーのサマリンの意思ではなく、部下のカルメンがラコックのたぶらかされてクーデターを起こしてまで結んだ物。
言ってみれば解放軍の内部のいざこざで北極ポートの制圧も成し遂げられないまま形だけの独立を果たした訳だ。
その後もそれに納得出来ない解放軍も抵抗した訳だが、その抵抗運動で勝利をした訳ではなく、地球側の指導者のラコックが殺害され自然に戦いが終わり、不平等条約を結ぶこともなくなっただけ。
劇中では語られてないが、それで完全にデロイアが独立した訳ではないし、問題はまだ山積みのまま。
何のカタルシスもないまま物語は幕を閉じるが、それがこの作品の特徴だと思うし、もしこれで解放軍が北極ポートを完全制圧しデロイアが完全独立を手に入れたと言う結末だったら、よくある作品の結末と同じで何の感動もなかっただろう。
どんな困難になっても、諦めずに懸命に生きて戦う姿があったからこそ、あれだけ胸を打つ作品になったと思う。

因みにこの作品は現実の日本の姿とダブって見える気がする。
例えば、地球とデロイアの関係は日本の本土と沖縄の関係にも見えるし、日本とアメリカの関係にも見える。
特に地球側の軍がゲリラ狩りと称してデロイアのゲリラを次々と逮捕して行く様は沖縄のヘリパッドの件と何となく似ている。
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また、和平条約と称して不平等条約を結ばれそうになるのも、日本とアメリカのTPP問題ともダブって見える気もする。
悪い意味で時代がダグラムに追いついてしまったのかもしれない・・・。

また、各登場人物も政治家とダブって見える。
例えば、デロイアの真の独立を目指し、解放軍を作り地球側に抵抗するサマリン博士は自由党の小沢一郎とダブるし、サマリンが目を付け共に戦っていく事になる主人公クリン・カシムは山本太郎と言ったところか。
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デロイアを地球に明け渡した売国奴フォンシュタイン大佐は安倍晋三(もっとも、フォンシュタインには少しはデロイア人の誇りをまだ持ってはいるが、そこの部分は安倍とは違うか)
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地球側の指導者で地球のために敢えてデロイアの独立を認めないドナン・カシムはオバマ大統領
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ドナンの補佐官であったが、政治的策略でドナンの地位を奪い、デロイアに不平等条約を結ばせようとするラコックはドナルド・トランプ大統領(もっとも、彼の悪党ぶりと不誠実さを見ると安倍晋三にも見えなくもないが・・・)
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後はサマリンを裏切りクーデターを起こし地球側と和平交渉を結ぶカルメンは野田佳彦と言ったところだろう。
こういう見方を出来るのもこの作品の特徴だと個人的には思うし、政治に少しでも興味のある方なら、ハマるのではなかろうか?
政治に関心のある方は是非一度見ていただきたい作品なので、是非!
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