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2016年10月10日10:02

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歩幅


もう、計算上は・・・えーと、70年ほど前になるのだろうか、大学に入学して、
何か運動しなくちゃと思って。
 
サークルを選ぶにあたって、中学の時には陸上部所属だったから、まずは陸上部
かなーと思ったら、何と陸上部が無いという特殊な大学であった。
んで、仕方なく(?)代わりに入ったのが「オリエンテーリング部」。
 
オリエンテーリングについての世の中のイメージは、
 �ー�付でもらった地図と、コンパスを手に持って各チェックポイントを回る
 �▲妊ぅ僖奪�にお弁当と水筒を入れて持ち歩き、疲れたら休憩して食べる
 ��数人が組になって自然を愛でながら歩く
なんてところだろう。
 
違うのだ。
 
体育会系のオリエンテーリングは、厳しいのだった。
�,呂泙◆�言葉としては間違ってはいない。しかし、受付では地図はもらえず、
コントロール・カードという記録用紙だけもらう。
走る直前に、スタート地点で秒読みがあって、ブザーが鳴ったら地図を受け取り、
すぐに「全力で」走り出す。もらった地図をのんびり見ている余裕なんてなくて、
走りながら最初のチェックポイント(第一ポスト:イチポと通称)を目指す。
山あり谷あり沼地あり、木と薮をかき分けて常に突き進む過酷なタイム・レース
であり、基本的に休憩などは、一切ない。 お弁当とお水はレース後に食べる。
数人組でおこなう競技種目もあるにはあるが、多くは単独の、孤独な闘い。
とにかく、山の中を全力で走り続ける。

クロスカントリー、マラソンに激しいアップダウンが加わり、定められたチェック
ポイントを順番に回る。途中は泥だらけ、草だらけ、絶壁もあれば川もある。
整備された山道をぐるっと回り道すれば楽に行けるが、それでは勝てないので
「最短距離」を狙う。 すると、当然険しい薮をかき分けて道無き道を進まな
ければならないのだ。
いま思い返しても、過酷なレースだった。
少なくとも、緩いテニス・スキーサークルに入って、キャッキャッとお嬢さまが
楽しむ種類のスポーツとは一線を画す。


書こうと思った日記と違う方向に行ってしまった。
歩幅について書こうと思ったのだった。
 
オリエンテーリングで、自分と目的物との距離を測る初歩的なテクニックとして、
「歩測」がある。 1歩(実際は複歩)が何メートル・何センチかを知っておいて、
例えば自分の1歩が1m10cmなら、100歩走ったら地図上のこの地点から
110m来たな、とわかる仕組みだ。

歩く時と、走る時では、もちろん数値は異なる。
路面がアスファルトと泥道でも違う、上りと下りでも違う。
エリート・ランナーは、自分の1歩の距離を数種類以上把握していて、場面に
よって計算を使い分ける。
当時、私のようなへっぽこ・ランナーはその重要性を意識していなかった。


いま、携帯電話に組み込まれた万歩計を愛用している。
そして歩測というのは、ものすごく、精度が高いということを知った。
毎朝、自宅の玄関を出て、職場の机に着く。 約1800歩。
歩数が毎日、ほぼほぼ一緒なのだ。 そりゃあ、10歩〜20歩ぐらいは差が
あるが、その程度の差なのだ。 同じ距離は同じ歩数。 当たり前かも知れないが、
こんなにも「差がでない」ことに驚いている。
歩きでは、歩幅一歩が65cmくらいと思われる。 脚短いなぁ・・・
  
ジョギングをする。
15キロ少々走って(精巧なGPS計測)、ほぼ15000歩をカウントする。
これも、せいぜい100歩程度のブレ幅だ。
私のジョギングの歩幅一歩は、1m少々。 脚短いなぁ・・・
 

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