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2015年09月30日13:04

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クラウス・リーゼンフーバーさんのことども

先日、ジュンク堂大阪本店に行った際、知泉書館から刊行される『クラウス・リーゼンフーバー小著作集』(全5巻)を全巻予約してきた。小著作集の内容は、『�議怯杪慮魁―ゞ杵澄戞忰郷人�と神秘 聖書の黙想』『�型�仰と幸い キリスト教の本質』『�源廾圓領鮖法 ‥�学・神学的小論』『�梗�己の解明 根源への問いと坐禅による実践』というものである。

クラウス・リーゼンフーバーさんは、岩波書店刊行『新編・西田幾多郎全集』(全24巻)の編集委員のお一人でもあり、リーゼンフーバーさん自身は、ドイツ出身の哲学者、思想史研究者でもあり、ローマ・カトリック司祭、イエズス会士であり、上智大学文学部哲学科名誉教授であった。

リーゼンフーバーさんはローマ・カトリックの司祭でありながら、『新編・西田幾多郎全集』の編集委員を務められたことからね禅仏教にも関心を持たれ、参禅の経験も持たれている。

実はわたしも数回、大谷大学で行われていた西谷啓治先生のゼミでリーゼンフーバーさんにお会いした経験がある。ある日、リーゼンフーバーさんが初めて西谷先生のゼミに出られたとき、西谷先生が「今日のゼミは英語で行う」と言われて、英語で話をされたことがある。

その時のテキストは、西谷啓治先生の主著である『宗教とは何か』であったと記憶している。そして亡くなられた堀尾孟先生が「西谷先生が言われる�犇��瓩肇汽襯肇襪劉猝記瓩販犹�しているとヨーロッパの方では考えられているようだが」と、リーゼンフーバーさんに問うと、リーゼンフーバーさんが「わたしはそうとは思わない」と、英語で答えられたことがある。

大谷大学で行われていた西谷啓治先生のゼミには、いろんな人が自由に参加して自由に討論することができた、いわば�狠療�空間�瓩任△辰燭海箸鮖廚そ个后�それはかつて西谷先生がドイツのハイデッガーの下に留学していた頃、ハイデッガーのゼミがそんな誰で根が自由に参加し自由に討論することか出来た、そんな雰囲気をもった�狠療�空間�瓩任△蝓∪消�先生はよくそんなゼミを行いたいと考えられていたことを覚えている。

リーゼンフーバーさんがわたしに「真宗の阿弥陀如来とキリスト教でいう神との違いについて分かっているか」と問いかけられたことがある。それは、わたしが哲学の大学院生でありながら、真宗学に関心をもっているということを西谷先生からお聞きになったからだろう。わたしは「キリスト教における神が絶対的有であるのに対して、阿弥陀如来は�犇��瓩弔泙蠕簑侈気任△蝓△修寮簑佚�無である阿弥陀如来が衆生を助けんとするために、姿をお見せになられた。それが阿弥陀如来の慈悲である」と答えたことを覚えている。すると、リーゼンフーバーさんが「キリスト教の神も人類を救わんだめにわが子であるイエス・キリストを地上に使わされ、十字架での刑死により人類の罪を贖い給歌のです。そのことは御存じだと思いますが」とを沙しく教えていただいたことを覚えている。

その後、『中世哲学の源流』『中世に行ける超越と自由』『中世における理性と霊性』『超越に貫かれた人間』『近代哲学の根本問題』『西洋古代・中世哲学』『中世思想史』など、リーゼンフーバーさんの著作は買って読むようにしている。

今回、知泉書館から刊行される『クラウス・リーゼンフーバー小著作集』(全5巻)も非常に楽しみである。
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