mixiユーザー(id:346967)

2015年08月31日00:07

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パクリについて

オリンピックのロゴがパクリだと話題になっているけど、そして多分パクリだと思うけど、オリンピックのロゴだったから悪いんだと思っている。前科として出てきたバックとかTシャツ?はまぁいいんじゃないかと。きっとそのアーティストもパクリだけでやってきている訳はないわけで、それなりに修行時代とかを得てアーティストとして一定の評価を得たりした筈だ(多分)。いずれにせよ、無意識に何か以前見たもののオマージュ的なものになってしまうということは割とある。芸術家は納品するまでが仕事で納品した時点でOKだったならOKなんじゃないかと思う。

そんな寛容な心が出来上がったのはボブ・ディランのおかげである。ボブ・ディランは50年現役の偉大なアーティストだが、出はフォークミュージック出身だった。ボブ・ディランは特に耳がよく1回聴いた曲はすぐコピーできる程だったという。無論今の日本のフォーク音楽の言葉の意味とはこの頃のフォークはぜんぜん違っていて古いトラディショナルなどを語り継ぐのがフォークだった。ディランの1stアルバムは1曲を除いてカバーだがその一曲もメロディは古いトラディショナルから貰ってきている(確か)。その後のアルバムはオリジナルが占めるようになるが、メロディはフォークからの引用がやはり多く、詩もフォークの常套句を散りばめた(日本の誌で言うと本歌取り?)みたいな内容を一寸変えてオリジナルにしてみましたッて感じのが多かった。代表作の風に吹かれてや時代は変わるなども借りてきたメロと常套句が結構を占めている。

そんなディランの曲の作詞作曲クレジットは言うまでもなくディランだったりする、数は50以上、上はわからない。64年以後ぐらいからはパロディ的なモノマネ(フォースタイムアラウンド)以外はあんまりパクってはいないかもだが、代表的な【天国の扉」はニール・ヤングのヘルプレスと全く同じメロディだし、2000年台にはいっても日本人作家の小説の英訳ものをかなり引用(ってレベルでもない)したりしている。特に熱心な探求者じゃないのでパクリ関係はそこまで覚えてないけど、訴えられたら負けるレベルの盗作まがいっていうのは多分ディランが一番やっている気がする。しかしそれで別にいいのだから不思議だ。フォークの常套句を永久に残るように改変した(と言うような美談に言い換えることも可能だし)、パクられたって人は間違いなくパクリと認めた上で、あのディランさんにパクられるなんて光栄ですぅって感じだったらしい。

最近伝説のスピーチをして、この曲の元ネタは〜と丁寧に解説してくれるディラン。器が違うんだね。

http://www.sonymusic.co.jp/artist/BobDylan/info/450306




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