mixiユーザー(id:33240433)

2015年08月04日08:55

396 view

仲間とは同胞とは誰で、死んでいい人間と死んではいけない人間とは誰なのか。

安保法案反対の上野千鶴子氏「女性も戦争に行く時代になる」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=125&from=diary&id=3548146

>世界中至る所で行われている米国の戦争に巻き込まれてしまう。

この論調はよく聞かれますが、本当にそうなのか。

今、世界における「正しいこと」とは、
人々が自由な思想で、自由な宗教を信じ、自由に移動して自由に議論ができること。
人種にも宗教にも上下はなく、特定の人々が差別されることがないこと。
武力による政治や、強権的な独裁者がおらず、政府が過剰な強制力を持たないこと。
そんな感じで合意されていると思います。

では、米国が戦争をしたり、介入する相手はどうなのか、という話になると、
歴史上の紆余曲折は確かにあるものの、全体的に言えばそういう「自由」のための戦いです。
例えばソマリア内戦やコソボ紛争、コンゴ動乱、すべて最終的には国際社会の介入がありますが、
きっかけは民族の独立意識による自主的な武力衝突です。
これをあなたは、民族自決の原則に基づいた気高い行動だと評価しますか。
それとも、出来上がった秩序に対する軍事クーデター、あるいはテロとして拒否しますか。

似たようなことはいくらでもあります。
話題のイラク近辺に限っても、イラクやシリアに抑圧されているクルド人などは、
アメリカをはじめとする国際社会の介入を強く望んでいます。
一見正義に見えますが、彼らの主な対抗手段はテロです。
トルコは国際社会側ですが、米欧とはやや立ち位置が異なり、
度々テロを起こすクルド人をできれば国内に完全に組み込みたいと思っています。
悪いのは誰でしょうか、やはりアメリカだけが悪いのでしょうか。

上野千鶴子氏は言います。
>事実上の“派兵”で命の危険が伴います。(中略)
>そういう場所に国民の仲間を送るのでしょうか。

では、国連加盟国で日本だけは平和維持活動を放棄して、
戦争をやりたい欧米の、人殺しをしたい軍人だけが死ぬのはいいということでしょうか。
あるいは、平和維持活動全体を放棄して、
ISISのような独裁的で人権を無視する集団が、
日本から遠く離れた場所で人を殺し続けることはいいのでしょうか。
米軍の圧倒的な能力で、原始的なISISを攻撃することを非難する人もいます。
しかし、ニュースで映らないだけで、ISISが殺害する人々はもっと無力なわけです。
そんな彼らが、他地域の平和と楽しい暮らしのために死ぬぶんにはいいのでしょうか。

宗教原理主義にしろ、共産主義にしろ、独裁政権にしろ、中華思想にしろ、
現行世界の「良いあり方」に反します。
それを武力で潰せとダイレクトに言うのは自己矛盾を含むため当然憚られるのですが、
現状「他にどうしろと言うんだ」という部分は置き去りにされていないでしょうか。

>事実上の“派兵”で命の危険が伴います。
お聞きしたい。
誰の命なら危険に晒されてもいいというのか。
平和で安全な日本から遠く離れた地球の反対側の、
今、現在まさに、武力で抑圧されて悲惨な生活を強いられている人々や、
彼らを救うという名目の、陰謀の黒幕である米欧各国の殺人狂の軍人たちであれば、
日本人の徴兵回避のためにいくらでも財産や命を奪われてもいいということでしょうか。

嫌な言い方であるのはお詫びします。
しかし、あなたの言う仲間とは、死んではいけない人々とは、一体誰なのか。
そして、その範疇から漏れた人々のことを考えているでしょうか。

3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する