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2015年07月13日15:30

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DVD終焉の序曲:第90回『ファイナル・カウントダウン』

1979年12月6日・・・

ハワイ沖を航行中だったアメリカ海軍空母<ニミッツ>に、「タイドマン重工」のエンジニア、ラスキーが乗り込んだ。タイドマン社長の命を受け、ニミッツのシステム見学にやってきたのだ。タイドマンは、ニミッツ建造にオブザーバーとして関わり海軍との関係が深いため、乗組員たちは、ラスキーが国防省の査察のために来たのだと思い緊張する。当のラスキーは乗員たちの白い目をヨソにウロウロと艦内を回るのだが、そんななか、ニミッツは突如渦巻状の嵐に呑み込まれ、システムがダウンしてしまった。混乱のなかでなんとか飛行中だった1機のA-7を着艦させた後、イコランド艦長は周囲の異変に初めて気付く。並走していた駆逐艦の姿が無く、レーダーに映っていたロシアの漁船も消えてしまっていたからだ。直ちにオーエンス飛行隊長に命じてE2CホークアイとF14トムキャットを発進させ、偵察任務に当たらせる。やがて、トムキャットが周囲を航行する一隻のヨットを発見。しかし、かなりクラシックな船体のようだ。いっぽうホークアイは、真珠湾の偵察写真を転送してくる。そこには、40年近く前に現役だった米海軍の軍艦が停泊している様子が映っていた。中には、真珠湾攻撃で沈んだ<アリゾナ>も入っている。同じ頃、ニミッツのCICは周囲の電波を傍受し録音していたが、その内容は、1941年当時のボクシングの試合と音楽番組であった。全ての手がかりを照らし合わせ、ラスキーと艦長は一つの結論に到達する。「これはタイムスリップではないか」と・・・状況から見て、今は1941年12月6日だ。ということは、あと数時間後に、アメリカが忘れることができない「あの日」がやってくるということだ。

そこに、ヨットを発見したトムキャットから連絡が入った。二機の<零戦>が出現し、ヨットを攻撃しているというのだ。真珠湾攻撃の先発隊としてやってきた<ゼロ>が、本土へ連絡をさせないため、機体を目撃したヨットを始末しているに違いない。艦長はトムキャットに<ゼロ撃破>を指示。そしてオーエンスら救出隊が、ヨットから海に投げ出された者たちの救助にあたる。オーエンスが助けたのは、上院議員チャップマンと、女性秘書ローレルであった。二人は搬送されたニミッツの近代装備に仰天する。彼らは1941年の住人で、しかもチャップマンはルーズベルト後に最もホワイトハウスに近い人物と言われていた議員であった。真珠湾攻撃直前にチャプマンが行方不明となった歴史を知っているオーエンスや艦長たちは、自分たちが歴史を変化させてしまったことに気付く。歴史を改変すると、自分たちが消失するパラドックスの危険があると主張するラスキーだが、その意見を無視し、艦長は真珠湾攻撃にやってくる日本海軍を沖合で迎撃することに決める。過去であれ未来であれ、我々はアメリカ海軍の人間で、祖国を守るのが任務なのだから・・・





「ファイナル・カウントダウン」。廉価でDVDが再発売されたので買ってしまいました。
いちおうタイムスリップものですが、海軍ものとしても結構楽しめる作品ではないでしょうか。緊急時の乗組員たちの動き、艦載機の発進などのシーンで胸高鳴るのはマチガイなし。しかし、結局日本軍のゼロ編隊と衝突せずに終わるので、ガッカリする向きも多いでしょうかね。今回観て思ったのは、以外とカーク・ダグラス扮する艦長が大人しい点。タイムスリップしたからと言って動揺もせず、ただ状況を受け入れ、時のながれるままに戦闘準備まで行ってしまう艦長。有能なんだか無能なんだか、よく解りません(笑)。また同じタイムスリップものの「戦国自衛隊」と比較すると、キャラのポジションが似ているのが面白いです。艦長=千葉ちゃん、オーエンス航空隊長=中康次、ラスキー=江藤潤といった感じ。性格はゼンゼン違いますけどね。


ところで・・・オーエンス(ジェームズ・ファレンティノ)が議員たちを護送するヘリに乗り込むのを、ラスキー(マーティン・シーン)が見送るシーン。劇中に流れるBGMが「聖母たちのララバイ」の最初の数小節とソックリなのに気付きました。調べると、これ当時盗作問題に発展したようですね。



あと、この映画には別の思い出もあります。
小学生の頃、うちの学校ではフランス語(!)の授業があったのですが、その勉強のため、親の知り合いのオバサマに家庭教師をお願いしていました。井上先生というその方、大きい息子さんと私と同い年の娘さんがおりまして、息子さんの方に、私けっこう可愛がられておりました。んで、この「ファイナル・カウントダウン」も、その<井上のお兄ちゃん>に連れて行ってもらい、パンフも買っていただいたんですね。以後、井上さんのお宅とは疎遠になってしまい、あらためてお礼をいう機会を逸してしまいましたが、お手紙をだすことは可能かもしれません。なぜならその<井上のお兄ちゃん>とは、あの漫画家の井上三太さんだからです(笑)


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