即席袋めんの粉末スープはなぜ「火を止めてから」入れる? 粉じん爆発予防説もネットに 大手3社の答えは
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=3496430
個人的には、水蒸気でスープ粉が固まって袋に残るのを防ぐためだと思っています(笑
粉塵爆発って、意図的に起こすのは難しくて、
粉末の散らばり具合が一定以上でも一定以下でも起きないし、
まずちょろっと燃焼してから、その熱量で周囲に広がっていくので、
スープの粉程度だと、その「ちょろ」で燃え尽きますね。
厳密に粉塵爆発といった場合、最低でも「爆燃」と呼ばれる、
イメージとしてはガソリン入りドラム缶大爆発のような状況が必要ですが、
そこまでの規模には達しないわけです。
ただ、上から下へと流れ落ちる粉が、連続して燃えて手元まで届くことはあるのですが、
これには粉が炎までまっすぐ落ちる状況が必要で、
鍋を置いてないガスコンロの火に直接ふりかけるか、
フランベのようにアルコールで燃えている上に適切にふりかける必要があり、
普通に考えれば一般人はやらんでしょうね。
爆発は関係ないけど、「食べる直前にお入れください」系統を先に入れると、
オイルにコーティングされたり、浸透圧の問題で、味がしみない、
麺がふやけない、などの問題があるので止めましょう。死にはしませんけどね。
新幹線の火事で、死亡した女性の死因は気道熱傷による窒息死ですが、
これ、あの程度の火でそこまでなるのは正直びっくりしました。
ドラマなどで、火事の家屋に飛び込むシーンがありますが、
普通にやるとまず死ぬのはこの気道熱傷か、高濃度の一酸化炭素(など)で瞬間的に昏倒するのが原因です。
自分の乗っている車両で火事が起きた場合、
飲み物など水で布を濡らして、それを口に当ててスーハーします。
水分の気化熱で熱を下げるんですね。
目もやけどで機能を失いやすいので、可能な限り細目をします。
私はもともと細目なので万全です!!
また、気道熱傷をするような気温だと、貴金属やメガネでもやけどをします。
金属に触れていない、普通の皮膚は、粘膜に比べると耐性は高いですが、
皮膚が死ぬレベルだと、本人も多分・・・。
新幹線火災に関連して、WEBで見かけた誤解について寄り道します。
高速車両であっても、油火災を風で消すのはほぼ無理です。
急降下で600-700km/h出る、第二次世界大戦当時の戦闘機でも、
火を消せないパターンの方が多いです。
また、一度ドアを閉めて退避した場合、様子を見に行くのは止めましょう。
窓越しに見て火が消えていても、ドアを開けたとたんに新しい空気が入り、
爆発的に火がつくバックドラフトという現象があります。
新幹線のような、電気で走っている鉄道は、
電気火災の二次被害があるので、スプリンクラーは無理です。
TVで「スプリンクラーがない!!」って言ってましたが、わざと言ってるんですかね?
それもあって、電車の車両火災は必ず停電し、復旧にも時間がかかります。
水ぶっかけたら1日は動かないかもしれないレベル。
結構最悪なのがトンネル火災で、火元から数百メートル離れていても人が死ぬことがあります。
地下鉄もそうですが、原理的に「窯」と同じ構造なので、
特に風下に向かってよく燃えますし、炎が届いていなくても数百度の熱とガスで死ぬんですね。
トンネル火災は、
1)冷静に、風上に向かう
2)平行する避難路への入り口を探す(地下鉄にはないことが多い)
3)最悪の場合、必ず排水溝があるので、なんとか排水溝の蓋を外してその中を進む
などが対策になります。
排水溝は水分が多く、低く、一応蓋で分離されているので、生存率は高いと言われていますが、
蓋がすぐに開くかどうか、どのタイミングで排水溝を選択するか、けっこう難しい判断だとおもうんですけどね。
また爆発とは無関係ですが、地下鉄で停電した場合、早ければ1日程度で自動的に水没します。
これは、地下水を汲み上げる排水ポンプが止まるためで、
排水ポンプは莫大な電力を食うので、自家発電でも長くは持ちません。
さすがに数時間以上そのままということはないと思いますが、
大規模災害の場合、全てに手が回らない可能性がありますので・・・。
大規模な方で行くと、キノコ雲=核爆発ではないという、
もはやジョークみたいな豆知識もありますね。
常識だと思うのですが、3.11のときは「キノコ雲!!核爆発!!」みたいな反応も多かったんですよ・・・。
テレビなどの隕石の衝突のシミュレーション映像では、
半球状の丸い火球で表現されることがありますが、
実際には左右は大気圧で押され、上下方向は地面の反射で2倍の力がかかるため、
大気圏を突き抜けた場合には「まさに火柱」な姿になります。
爆発が大気圏内で収まっていればキノコ雲、大気を突き抜ければ「まさに火柱」です。
遠くの方でも、「まさに火柱」が見えた場合はそのつもりで。
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