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2015年05月05日15:56

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植民地主義という暴力怖さ―趙景達著『植民地朝鮮と日本』(岩波新書)を読み終えて

世界文化遺産、韓国は登録反対
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3402536

趙景達著『植民地朝鮮と日本』(岩波新書)を読み終える。本書は、前著『近代朝鮮と日本』(岩波新書)の続編である。まさしく『近代朝鮮と日本』と『植民地朝鮮と日本』とは、�犇畭緜�鮮通史�瓩覆里任△襦�

昨日の日記にも書いたように、『近代朝鮮と日本』は、朝鮮の儒教的民本主義に着眼しながら、韓国併合までの朝鮮近代化を日本との関係史を基軸に概観したのに対して、本書の『植民地朝鮮と日本』では、�犂攅駟珊膈瓩箸いζ�本による植民地化から1945年の日本の敗戦、それに伴う朝鮮の解放までを、朝鮮の儒教的民意主義に着眼しながら、概観している。

その『植民地朝鮮と日本』の「おわりに」のなかで、趙景達氏は次のように書いている。

「暴力というものは、何よりも暴力を振るわれた者に心の傷を残し、それを癒すのには大変な時間を要する。だがそれは同時に、暴力を振るった者にも心の傷を何かしら残すのを常としている。植民地主義も同様である。それは集団的な記憶として刻まれているがゆえになおさらである。そして、報われた生活を手に入れた者は、早々に癒されて忘却を口にするが、報われない生活を強いられている者は容易に癒されない。植民地主義の暴力を過去の問題として語ることの問題性がここにある。これからの朝鮮半島と日本の関係が良好なものになっていくかどうかは、ひとえに歴史認識問題から目を背けない姿勢を取れるかどうかにかかっている。」

わたしは、はたして日本国は韓国に対して�狄¬叡六拉曚紡个垢觴婪甅瓩鬚垢戮憧攅饑�府が求めるような形で、片付いているとは思えないのである。たしかに戦後処理については『日韓基本条約』が締結された。しかし『日韓基本条約』締結までに韓国側からの�狄¬叡六拉曚紡个垢觴婪甅瓩魑瓩瓩蕕譴燭里砲發�かわらず、日本政府は一切拒みつづけた経緯がある。そのことについては、高崎宗司著『検証 日韓会談』(岩波新書)に詳しく書かれている。

そもそも『日韓基本条約』とは、当時の軍事的クーデターで政権奪取に成功した朴政権が米ソ冷戦下において、北朝鮮に対抗するために、経済的発展を�犧罵ダ莢歛雖瓩箸靴討燭瓩法�日本からの経済支援を受けるために、大幅に日本政府に譲歩した条約内容であり、朴政権が「名(日本政府による植民地支配に対する謝罪)を捨てて利(日本政府による経済的援助)を取った」代物なのである。そして朴政権は韓国の経済発展によって自らの政権の�狎掬�性�瓩魎攅餽駝韻房┐紘�要があったからだと、高崎宗司氏は書いておられる。つまり日本政府はこれまで一度も韓国に対して�狄¬叡六拉曚紡个垢觴婪甅瓩鮃圓辰討い覆い海箸砲覆襪里任△襦�

そもそも�狄¬叡麓腟銑瓩箸浪燭任△蹐Δ�。そのことについて趙景達は次のように書いておられる。

「植民地主義の本質とは、何よりも、〈近代化〉の美名のもとに多様になされる収奪・差別・抑圧と、それを担保する暴力の体系にこそある。暴力の度合いが強ければ強いほどその傷跡も深い。慰安婦問題や親日派問題をはじめとするさまざまなポストコロニアルな問題は、そのことをよく示している。」

日本政府は、『日韓基本条約』で韓国との�狎鏝緤篏��瓩呂垢戮栃夘佞い討い襪噺世ぢ海韻討い襦F�本国民もそのように考えている人がほとんどなのかもしれない。しかしながらわたしたちは、日本の近代史においてわたしたちの祖父母やその前の世代が朝鮮半島や中国中国大陸で何を行ってきたのかということを理解しているだろうか。

趙景達氏はまた次のようにも書いておられる。

「近代天皇制の抑圧移譲の論理のもとにあっては、朝鮮人・沖縄人・アイヌ人などは、君天皇制国家の最底辺、ないしは埒外の者として認識されていた。在朝日本人にあっては、どれだけ最底辺の民衆であったとしても、天皇制の論理では朝鮮人の上に君臨しなければならなかったのである。」

この一文を読んだとき、敗戦後、連合国最高司令長官であるダグラス・マッカーサーが日本統治のために天皇制維持が有効な手段であり、昭和天皇の戦争責任訴追を免れるためには、日本国に�狎鐐茲諒�棄�瓩鳬陲Ψ�法が必要となる。しかし今後の米ソ冷戦の対立構造を考えた際、沖縄を日本国から切り離し�犒鎧�基地化�瓩垢襪海箸�必要たと考え、またそのマッカーサーの考えに昭和天皇が同意したということを思い出した。

つまり幕末の吉田松陰などが提唱した「征韓」思想、その思想を聖堂化するための「国体」思想は、今なおこの日本に現前と引き継がれているということに驚きと怖さを感じてしまう。�狄¬叡麓腟銑瓩箸いλ塾呂龍欧蹐靴気魏�めて感じるのである。

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