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2015年04月19日23:19

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革命家にはキツイ世の中だねえ。

事件との直接的な関係はないですが。

■日本刀持ち「黒人の革命だ!」 立てこもった黒人射殺 米ミズーリ州
(産経新聞 - 04月19日 16:57)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=133&from=diary&id=3379026


革命というと、一昔前の左派のスローガンで、
今の目で見れば厨二病極まりないのですが、革命●●とかその手の名前の
政治団体やらなにやらが乱立していました。
ぶっちゃければすべて共産系の団体で、
革命をしない限り多数派にはなれないことを本能的にわかっていた証ともいえますし、
その延長である「世界同時革命」も、
世界同時でなければ資本主義に対して不利、という本能だったのかなと思うと哀愁を感じます。

しばらく前に国松警察庁長官銃撃事件に関する特集を見ました。
別件で投獄され、事件の主犯であると自供した中村氏は、
特別精鋭隊、みたいな名前を自分らにつけていました。
齢60をすぎた男が精鋭であるはずもなく、なんだか悲しく感じたのでした。
まあ、この事件、目標を達成しているので中村の部分的勝利ではありますけどね。
ただ彼も共産主義革命に影響された人物ではあります。


世の中が豊かになり、敵である資本主義とはいえもう世界がそれで固まってしまい、
革命が事実上できなくなりました。
昔は領主と領民の力が拮抗していて、不当な領主には力で対抗できたのですが、
民主主義と平和主義が浸透した結果、
権力への反発力を失っているのは気づけば驚くべきことなのかもしれません。

世界で最も国民の武力が高いのはアメリカで、
武力クーデターとそのための武装を容認する憲法になっています。
それは自らが武力クーデターによって建国しているため、
「出自をごまかさない」という点でどこぞの半島国家とは大違いではありますが、
伝統ある歴史を持つ欧州からみれば驚異でしょう。
欧州はその歴史が古い分、王族がまだ明白に優位な富裕層として残っており、
資金力を生かして商業主として転身していることが多くあります。
東欧を除くと銃どころか刃物の所持すら日本並みに厳しく、
リベラルな風潮の一方で領民には力を与えず飼いならす、という点では
保守的で封建的な制度が維持されているとも言えるかもしれませんね。


薬物による錯乱ではないという仮定の上で、ですが、
銃社会で武器を持ち立て籠もれば、射殺という結末を迎えることは犯人も予想できたでしょう。
彼がただの日本かぶれだったかどうかはわかりませんが、
銃でなく刃物を選んだことで、銃を使用していないにも関わらず射殺されるという結果を導き、
より黒人感情の高まりを狙ったのかもしれません。
彼にとっては彼が死ぬことによって完成する革命だったんですね。

ただ、先述の通り、革命となるかどうか。
衣食足りて礼節を知ると言いますが、情熱を失うのもまた事実。
今や白人を凌ぐほど肥満率の高いアメリカの黒人が、
社会的地位や安定を捨ててまで革命を維持できるかといえば、難しいでしょう。

アメリカの黒人は白人よりも多いのです。(ヒスパニックはスルーする。)
特に軍を構成するのは黒人。
近現代でなければ、容易に革命が成立し得ます。
しかし、現状では、100年後でも黒人は黒人としてこのような差別反対運動をしているのでしょう。

彼らを低い地位に縛り付けているのが
法の下の平等と安定した秩序による豊かな生活だとすれば、
なかなか皮肉なものだなという気もしました。
もしこの世に真の平等がないのだとすれば、
それに向かっているという法や改革などおためごかしにすぎません。
武力を失ったことは不均衡を覆す手段を失っただけになりかねない。
しかし、真の平等など、人類の道の先にいつかどこかに見えてくるのか・・・?。


世界というものは、根深いもんですね。

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