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2014年12月20日13:53

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小沢一郎の話をします。

■渡辺喜美元代表を任意で聴取 東京地検特捜部
(朝日新聞デジタル - 12月20日 00:54)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3194184

記事とはズレますけどね。

小沢は選挙手腕が達者だったことで有名でしたが、
権力構造をよく理解している点でもまた空恐ろしいと思いました。

2009年。
民主党の圧勝直後、彼が幹事長に就任したのを記憶している人は多いと思いますが、
彼が何をやったのか覚えている人は少ないでしょう。
彼は、「陳情の受付の一本化」をしたんです。自分の所に。
これ、WIKIPEDIAを見ても記述されてないんですね…。

それまで各省庁および大臣が受けていた陳情を、
政務ではなく党務を全うするべきはずの幹事長が一手に引き受ける。
意味が分かる人は少ないでしょうか。

陳情をうけ、それを捌く権利があるということは、実務上の権限を全て握るということです。
これを受入れた鳩山の無能ぶりにもビビりましたが、
マスコミや国民の静寂にもビビりました。

金と人をすべて一人で切り盛りする、というのは完全に独裁です。
小沢は、政治屋としての資質は十分すぎると思いますが、
百年に一人のナチュラルボーン独裁者であることは断言しておきます。

心証は悪いものの裁判では勝てない見込みだった陸山会問題が大きくなり、
幹事長としての実務ができなくなるのは2010年の年明けから。
あまり陰謀論は好きではないのですが、
陸山会問題は自民党系のお偉い様か官僚様による、小沢を幹事長職から引きずりおろすための緊急の指図だったと思いました。
結果的に、この資金問題は再起訴などいろいろ揉めましたが、有罪にはなりませんでした。
無理筋を承知の上での仕掛けだった訳ですね。
起訴できなくても、独裁の芽を摘むための緊急的な指図だったんですね。
その手の計算や、政治の流れを把握できる人って政界にもマスコミにもほとんどいないのだと深く印象に残ったものです。

驚くべきことに幹事長への金と人の集中問題はその後の報道が全くないので推測ですが、
自民党の幹事長ののほほん振りを見るに、陳情の一本化はなくなったようです。
小沢に関しては、当時からいろんな批判がありましたが、独裁的なことに対する批判はあまり目にしなかったように思います。
個人的には、リアルタイムに独裁能力を持つ人を見たのは初めてで、いろいろと勉強になりましたし、
背後にいるであろう「一枚上の黒幕」の存在にも感心しました。
まあ、「一枚上の黒幕」が本当にいるのかどうかは証明されるまでわからないんですけどね。

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