来ましたよ、我が家にも500円券が。
ベネッセは初の大規模リストラで300人削減というニュースが流れたばかり。
個人情報を疎かに扱ってはならないというコンプライアンスへの貴重な警告になりつつあると思います。一件あたり10万円が満額通るとは思えませんが、不利な立場で司法の場を戦わねばなりませんし、着地点次第ではそれなりの痛手を被る可能性があります。
ちなみにベネッセはあれほど攻撃対象にした塾との提携を模索し始めました。いわくゼミの勉強を教えてくれる塾というのを始めるんだそうです。
アイデンティティの崩壊ですよね。
最大の売りが「塾に通わなくても勉強できる」だったのに。
安売り路線を変更して高額商品を売り出すファストフードチェーンを連想させます。幸楽苑が4月以降290円の中華そばを廃止するそうですが、生き延びることができるでしょうか? 大幅値上げは松屋もやりました。早ければ半期、四半期決算で結果を見ることができるるかもしれません。ファストフードすべての試金石となるでしょうね。
ベネッセは生き延びることができるでしょうか。
塾をあれほど攻撃してきて勧誘漫画でも塾という場所を嫌われ者の権化みたいに扱ってきたというのに。
衆院選挙の嘘つき公約みたいですよね。自分が困ればいくらでも前言を翻す醜さ。念のため、企業というのは醜くても生き延びなければならない業を背負っています。だから今となってはベネッセの選択はしかたのないものかもしれません。でもそれで醜さが軽減されたりもしないのです。
ベネッセの窮状、理解します。
けれど仇と憎んできた塾に擦り寄る姿は、やはり醜いですよ。わが子の個人情報をいともかんたんに漏らしてお詫びが前例のないほど軽いものだったことも、いい気分ではないですよ。
◆
■ベネッセ情報流出で集団提訴へ=「被害者の会」結成
(時事通信社 - 12月03日 20:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3169523
通信教育大手ベネッセコーポレーションの顧客情報流出事件で、東京都内の弁護士12人が3日、「被害者の会」を結成し、年明けにも同社に損害賠償を求めて集団訴訟を起こすと明らかにした。ホームページなどで参加を呼び掛けている。
ベネッセホールディングスの調査では、約3504万件(約4858万人分)の個人情報が名簿業者に売却されたことが判明。同社は9月、1件当たり500円分の金券を被害者に送付すると発表した。
弁護団は同種事案の判例から、より高額の賠償が認められる可能性が高いとみて、1人当たり10万円程度を請求する方針。年内に参加した被害者で東京地裁に1次提訴するという。
詳細は、「ベネッセ個人情報漏えい事件被害者の会」のホームページか、弁護団事務局03(5209)0120まで。
◆
(超耳)
リストラの報道も引いておきます。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ02H2N_S4A201C1MM0000/
◆
ベネッセが希望退職300人 月内募集、通信教育リストラ
2014/12/2 14:00日本経済新聞 電子版
ベネッセホールディングス(HD)は12月中に本社やグループ約40社の全部門から約300人の希望退職を募集する。同社が希望退職を募るのは1955年の創業以来で初めて。通信教育講座「進研ゼミ」会員などの個人情報を漏洩した補償で2014年4〜9月期の連結最終損益が20億円の赤字となっており、通信教育など事業のリストラを進める。(以下略)
◆
ログインしてコメントを確認・投稿する