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2008年05月09日18:40

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キングコングの遺書

僕は、今、好きで好きで、たまらない女性がいます。
彼女は、僕の故郷の島に迷い込んで来て、怪獣どもに食われそうになっていました。
彼女に一目惚れした僕は、彼女を守るため、地球最大の肉食恐竜ティラノザウルスと死闘を繰り広げ、巨大翼竜プテラノドンと戦い、傷を負いながらも、勝利し、彼女を守り抜きました。
彼女が自分の国へ帰りたい、と言うので、ニューヨークまでついて来て、見せ物小屋に身売りして、その日の糧を得ていました。
島に居れば、僕を神と崇める住民たちが、山海の珍味を貢ぎ物として捧げてくれたのに。
でも、彼女のそばにいたくて、彼女の笑顔が見たくて、こんな生活に耐えていました。
しかし、彼女には男が居たのです。彼氏と二人で見せ物小屋に来て、いちゃいちゃしている彼女を見て、僕は逆上しました。
鉄の鎖を引きちぎり、鉄の檻をぶち壊し、気がついたら、愛しい彼女を抱きしめ、エンパイヤステートビルの外壁を、よじ登っていました。すると、何機もの戦闘機が、機関銃を乱射しながら襲いかかって来たのです。
二〜三機は叩き落としてやりましたが、僕も何百発もの銃弾を受け、出血が激しく、意識がもうろうとして来ました。
このまま、彼女を抱きしめたままでは、彼女も一緒に三百メートル下に墜ちて、死んでしまいます。どうしようかな。彼女を道連れにしちゃおうか…

時空を超えて私が受信したテレパシー波は、ここで途絶えた。
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